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ダイハツ 新型タフトのリアシートの機能は?
ダイハツ 新型タフトの便利なリアシートのシートアレンジ
ダイハツ 新型タフトのリアシートの機能は?
一方で、新型タフトのリアスペースは、フレキシブルスペースという考えから、リアシート(後席)としての機能とラゲッジスペース(荷室)としての機能を両立させるように設計されています。
そのため、乗員の快適性を追求する為の特別な装備や機能はなく、スライド機能も搭載されていません。乗員スペースの拡張はできませんが、前席と後席での乗員の間幅は900mmと、普段使うには不自由しない広さを確保しています。
また、新型タフトのリアシートはシートバックを前に倒しこむことでラゲッジルームとリアスペースをフルフラットの状態にすることができ、50:50分割可倒式を採用しているので、左右別々に操作することも可能となっています。
フルフラット機能は、最近ではそれほど珍しい機能というわけではありませんが、タフトの場合、少し特殊な仕様になっており、シートの座面ごと前に移動し、足元空間に収納することでフラット状を確保するダイブインではなく、座面が動かずシートバックだけが倒れる構造になっています。
ダイブインに比べて、収容量が少し減ってしまう代わりに、足元スペースの荷物を移動せずに済むメリットが得られる構造となっています。
ダイハツ 新型タフトの便利なリアシートのシートアレンジ
ダイハツ 新型タフトのシートアレンジのパターンは大きく分けて3種類あります。まずは通常の4人乗りモードです。シートは動かさず、そのままの状態で、子供の送り迎えや家族での外食など、普段の生活で一番頻度が高いと考えられる状態です。
新型タフトのラゲッジルームは、拡張せずともラゲッジルーム内のフレキシブルボードを使ったアレンジで荷物に合わせた変形が可能なので、このモードの状態でも普段の買い物程度の荷物であれば十分積み込めるだけの積載力を持っています。
次に、荷物の積載と乗員人数を両立したモードです。50:50分割可倒式の機能を利用して、リアシートの左右どちらか片方だけを倒すことで、ラゲッジスペースを拡張しながらも、3人分の乗員人数の確保が可能になります。
最後に、荷物の積載量を重視したフルフラットモードです。リアシートを左右両方とも倒すと、ラゲッジルームの床面からリアシート部分全てがフルフラットになります。これにより、リアシート部分までの車内スペースの約半分ほどのスペース一面がラゲッジスペースとして荷物の積み込みに利用できるようになります。
日常での家具などの大きな荷物の買い物から、キャンプやレジャーでのクーラーボックスやテントなど大きくかさばる荷物の積み込みまで、様々な荷物の積載に対応できるので、様々なシーンで活躍してくれるでしょう。