目次
新しくできたタワマンは低層階と高層階で税評価額が違う
・新築タワマンの税金の改正について
・新築タワマンの階層に応じた税額
まとめ
新しくできたタワマンは低層階と高層階で税評価額が違う
タワーマンションのような高層ビルでは、低層階よりも高層階の方が高い市場価格で取引されています。
新築タワマンの税金の改正について
タワーマンションは高層階と低層階で市場価格が異なりますが、固定資産税は同じでした。そのため、高層階の方が固定資産税が割安になるという不公平が生じ、相続対策としてのタワマン節税が話題になりました。
これを是正するため、2017年1月2日以降に新築された、平成30年度分以後の固定資産税について、階層によって税額に傾斜をつける法改正がなされました。
新築タワマンの階層に応じた税額
先述の法改正により、高さが60mを超える新築タワーマンションには新しい税率が適用されます。
マンション全体での固定資産税の総額は変化しませんが、高層階はより大きな割合を、低層階はより小さな割合を負担することになります。
この階層別の補正率は、1階を100とした時に、1階増すごとに10/39(0.2564)を加算する方式です。つまり、1階上がるごとに約0.25%税額が増える計算です。
出所:平成29年度改正タワーマンションに係る固定資産税の取扱い | 公益社団法人 全日本不動産協会
まとめ
マンションにかかる税金は種類がたくさんあります。関連する制度も役に立つ一方、よくわからないまま申告せずに過ごしてしまうという人もいるかもしれません。
どのような税金があり控除があるか、を把握しましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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