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おすすめの業界
就活のための面接対策

おすすめの業界

就活で営業を志望するなら知っておきたい知識。営業の基本を知ろう
(画像=『キャリアゲ』より引用)

営業を目指す動機は人によってさまざまでしょう。業界によって営業職の特徴は異なります。稼ぎたい人やきついのが苦手な人、未経験の人それぞれにおすすめの業界を解説します。

稼ぎたい人におすすめの業界

「とにかく稼ぎたい!」と思う人には、以下の業界がおすすめです。

  • 不動産業界
  • 保険業界
  • 医療業界

これらの業界に共通しているのは、商材の単価が高く、インセンティブ制度を採用している会社が多いことです。一件の契約が取れたときに会社にもたらす利益は大きく、その分インセンティブも弾むでしょう。

インセンティブとは、契約件数に応じて基本給にプラスしてもらえるボーナスのようなものです。上記の業界ではインセンティブで大きく稼ぐ人も多く、契約をたくさん取れば取れるほど高収入を狙えるでしょう。

ただし高給が狙える分、シビアな環境であったり、激務であったりすることも多い業界です。

きついのが苦手な人におすすめの業界

営業はやりたくても、できればきつい思いをしたくない人もいるでしょう。その場合は、以下の業界がおすすめです。

  • インフラ業界
  • 製造業界(化学・自動車・食品など)
  • IT業界

これらの業界は法人のルート営業が主な営業手法であることが特徴です。法人営業なので土日休みの場合も多く、ホワイトと呼ばれる会社も多いでしょう。

これらの業界でも、特に以下の特徴を満たす企業は営業がきつくない傾向があると言われています。

  • 顧客と長期的に契約しており、再発注してくれる可能性が高い
  • シェア率が高く、顧客よりも立場が強い
  • 顧客が商品やサービスの必要性を理解している

きつくない営業職に就きたい人は、以上の観点でも企業を探してみると良いでしょう。

未経験の人におすすめの業界

初めて営業にチャレンジしたい人におすすめの業界は以下の通りです。

  • 人材業界
  • 広告・メディア業界
  • インターネット業界

これらの業界は近年急激に需要を伸ばしています。今は多くの企業が人材不足で悩んでいます。また広告・メディア業界は企業が売り上げを伸ばすために必要なため、需要がなくなることはないでしょう。

インターネット業界は21世紀に入ってから急激に進化を遂げており、それゆえプロフェッショナルの数がまだ少ないのが現状です。

このような事情から、上記業界の企業は営業未経験者でも歓迎するところが多くなっています。

就活のための面接対策

就活で営業を志望するなら知っておきたい知識。営業の基本を知ろう
(画像=『キャリアゲ』より引用)

営業職に就きたくても、まずは面接を突破しなければ先に進めません。就活の面接対策として知っておくと便利なポイントを三つ解説します。

志望動機の例文

ハウスメーカーの営業職の志望動機を、一例として紹介します。

住宅を持つことの喜びをより多くの人に伝えたいと思い、御社を志望しました。

私が小学生のとき、両親がマイホームを建てましたが、庭付きの一軒家は両親の昔からの憧れだったようです。マイホームを建てた後、両親は毎日幸せそうにしており、それを見て私も幸せを感じていました。

私は学生時代はバーでアルバイトをしていました。そこで身に付けたコミュニケーション能力を生かし、御社の一員として、一人でも多くの人にマイホームを持つ喜びを伝えていきたいと考えています。

志望動機は結論から話し、『なぜその業界や企業である必要があるのか』や『自分がどのようにその企業に貢献するのか』を内容に盛り込みましょう。

よくある質問

就活の面接でされる質問には大体のパターンがあります。よくある質問に対しては、回答を用意しておくと本番でも上手にアピールできます。営業職の面接でよくある質問は以下の通りです。

  • 学生時代(または現職)で一番頑張ったことは何ですか?
  • 今までで一番苦労したことと、それをどうやって乗り越えたか教えてください
  • 他社ではなく、当社を志望している理由は何ですか?

頑張ったことや成功体験をアピールするときは、事実ベースで話し、自慢にならないよう注意しましょう。

苦労話や失敗した体験を聞かれて「ありません」と答えるのは、謙虚さに欠ける印象を与えてしまうためNGです。ただ失敗談を話すのではなく、それをどう乗り越えたかまで話し、成長意欲があることをアピールしましょう。

志望動機を聞かれたときは、他社の批判はせず、志望する企業の魅力を自分の言葉で話すことが大切です。

逆質問で自分をアピール

面接の最後には、就活生から質問する『逆質問』の時間が設けられているケースが多いでしょう。逆質問は、自分をアピールする最後のチャンスです。以下のような質問をすると、志望度の高さをアピールしやすいでしょう。

  • 御社で活躍している人の共通点はどのようなものがありますか?
  • 御社の人事評価の基準はどのようなものになりますか?
  • 実績を挙げれば、リーダーになるチャンスはありますか?

なお逆質問をする際は、面接官の専門外の分野に関する質問や、漠然とした質問は避けましょう。答えにくい上に、就活生がどのような考えを持っているかが分かりづらいため、面接官からの印象が悪くなる可能性があります。