武蔵溝ノ口駅周辺

(画像=NOCTY:マルイファミリー溝口・高津市民館(左)とノクティプラザ(右)、『RENOSYマガジン』より引用)
武蔵溝ノ口駅周辺の再開発計画は、1962年にさかのぼります。
当時は駅前広場がなく、駅周辺の交通渋滞の緩和や歩行者の安全確保のために、1988年に溝口駅北口地区第一種市街地再開発事業の都市計画が決定されました。
1997年9月に商業施設を中心に行政サービスも含んだ大型複合施設「NOCTY(ノクティ)」が開業し、駐車場や駐輪場も整備されました。駅とビルを結ぶキラリデッキ(ペデストリアンデッキ)もできました。

(画像=バスターミナルの2F部分に歩行者用通路「キラリデッキ」、『RENOSYマガジン』より引用)
参考:溝口駅北口地区市街地再開発事業|川崎市
川崎駅周辺の再開発
南武線は、北は立川駅(東京都立川市)、南は川崎駅(神奈川県川崎市幸区)を結んでいます。川崎駅の開発状況も見ていきましょう。

(画像=川崎駅北口東側のタクシー乗り場から見た川崎駅、『RENOSYマガジン』より引用)
川崎駅西口
ビジネス・宿泊・商業機能の大規模複合型まちづくり「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」が行われており、2021年4月に完成を迎えます。
その中でもJR川崎タワーオフィス棟・商業棟は、1万人規模の新たなビジネス拠点として機能するようです。

(画像=引用:川崎駅西口開発計画 2021年4月全体完成 街区名称を「KAWASAKI DELTA」に決定 ~ 大規模複合型まちづくりによる広域ハブ拠点が誕生します ~|ニュースリリース2019年度:JR東日本、『RENOSYマガジン』より引用)

(画像=引用:ステーションコンファレンス川崎 | JR川崎駅徒歩3分の貸し会議室、『RENOSYマガジン』より引用)
オフィス棟の中には、大小さまざまな規模のイベントが開催できる「ステーションコンファレンス川崎」も誕生し、川崎エリア最大級の客室数の「ホテルメトロポリタン川崎」との連携による宿泊型研修が見込まれています。
現在の川崎駅西口
KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)と同じ川崎駅西口には、2006年に誕生したラゾーナ川崎があります。敷地面積72,000m2、店舗数約330店の大型ショッピングモールで、2019年度の売上高は928億円、三井不動産が運営する商業施設の中で第1位です。

(画像=ラゾーナ川崎、『RENOSYマガジン』より引用)
川崎駅の魅力は利便性の高さにあり、駅前には買い物スポットが充実しています。西側だけでなく、駅東側には商店街(仲見世通商店街)や個人商店などが集結していて、昔ながらの空気も感じられます。