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マウンテンクライマーの効果を高めるコツ
慣れてきたらマウンテンクライマーのレベルアップをしよう

マウンテンクライマーの効果を高めるコツ

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

正しいマウンテンクライマーのやり方は上記の通りとなります。しっかり取り組んでいるつもりでもどうにも効果が出ない、という場合も、一人で取り組める分あり得る話ですので、効果を最大限高めるコツもご紹介しましょう。

コツ①お尻の位置を変えない

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず1つ目のコツは、お尻の位置を変えない事です。腹筋の姿勢を取った時や、足の動かし始めなどは、体の中心に支えが存在しません。その為、腹筋や背筋が来たわっていないとどうしてもお尻が上に上がってきてしまいがちです。

そうなると腹部や下半身へ正しい負荷が行き渡らなくなり、効果も薄れてしまいます。フォームを正しいままに維持するには、腹筋に力を入れ続けてお尻が上がり下がりしないように意識しましょう。

コツ②呼吸を止めない

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目は、トレーニングを実践している最中に呼吸を止めない事です。お腹などの筋肉に力が入りますので、つい息を止めてしまいがちではありますが、有酸素運動なのですから、トレーニングにおいて呼吸は常にし続けるものです。

マウンテンクライマーでは、呼吸は足を前に蹴り出す前に息を吐いて、戻すタイミングで吸います。足を交互に動かすのに合わせて、呼吸もリズミカルに行いましょう。

コツ③重心は上半身におく

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目は、重心を上半身に置くよう意識する事です。重心が上半身に置かれると、体幹が安定するので足の上下運動もやりやすくなります。腕でしっかりと体を支え、足が動きやすいようにしましょう。

コツ④少し前傾姿勢にする

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

マウンテンクライマーを行う際には顔も下ではなく正面に向けて下さい。やっていてどうしてもお尻が上下に動いてしまったり、足を前に出す動作がやりにくいと感じている場合、重心が下半身に傾いている可能性があります。

そこで、顔を意識して正面に向けるのです。下を向いていると背中や腰が丸まってしまうのでお尻も動きやすいのですが、正面に顔を向けると自然と前傾姿勢の状態となり、重心も上半身に集まりやすいのです。

おそらく、意識して取り組めばトレーニング自体もやりやすくなるでしょう。イメージとしては、陸上競技の選手が走り出すような場面を想像しながら足を蹴り出してみるのがお勧めです。

コツ⑤自分の限界のスピードで行う

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

もう1つ、自分が出来る限りの限界のスピードで行う事もコツになります。実際にスピードが出ているかどうかは考えなくても良いので、あくまでも自分の中では最高速度で両足を蹴り出し続けましょう。取り組み続けている中で増えていく筋肉によって、自然とスピードは上昇していきます。

また、目安の回数を紹介しましたが、より意識してほしいのは回数よりも時間です。回数を沢山こなせばよい、というようにこだわっていると、自分の最大の力を発揮できずにやっつけで終わってしまうので、意味も効果も薄れます。

インターバルも入れて、1セットが30秒から40秒とするならば、合計2分間、4分間とトレーニング経験にも合わせて時間を設定し、その中で全力のスピードで取り組んでみましょう。

慣れてきたらマウンテンクライマーのレベルアップをしよう

脂肪を燃やす有酸素運動「マウンテンクライマー」の正しいやり方を解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

何度も続けて、マウンテンクライマーに慣れてきたと感じてきたならば、負担が弱く感じる事もあるでしょう。それは自分の筋肉が鍛えられ、脂肪燃焼も出来ている証でもあるので、もっとダイエットをしたいのならレベルを上げるべきです。

例えば、左足を蹴る際に右手側、右足を蹴るときに左手側というようにクロスさせたり、蹴るタイミングに合わせて腰を捻り脇腹に効かせたり、またバランスディスクを腰に乗せて落とさないように取り組む、という方法があります。

普通のマウンテンクライマーに慣れた方も、こうした一ひねりを加えた方法で取り組むと1回ずつの負荷も難易度も高くなっていると実感するでしょう。