広告ブロックのデメリット

先ほど、広告ブロックのメリットを紹介しました。一方で、広告ブロックにデメリットはあるのでしょうか。結論、広告ブロックには下記2つのデメリットが存在します。

・ Webサイトが正常に挙動しない可能性がある
・ 悪意のあるウイルスが入っている可能性がある

それぞれ順番に解説します。

Webサイトが正常に挙動しない可能性がある

広告ブロックを検知すると、Webサイト自体やページを表示させないようにしているケースがあります。この場合は、当然ながらWebサイトを閲覧することができません。また、広告ブロックを設定している場合、問い合わせフォームが正常に挙動しないケースも考えられます。

少々面倒ではあるものの、問い合わせフォームが正常に挙動しない場合は、一度広告ブロック機能をオフにするなどして対応しましょう。

悪意のあるウイルスが入っている可能性がある

広告ブロックツールの中には、悪意のあるウイルスが入っていたり、マルウェアが仕込まれていたりする恐れがあります。これらのツールを使用してしまうと、個人情報が流出してしまう可能性があるので注意が必要です。

そのため、事前に広告ブロックツールの口コミをチェックしたり、入念な精査をしたりして使用するようにしましょう。

Google Chromeでブロックできる広告

代表的なWebブラウザの1つに、Google Chromeがあります。本記事を読んでいる方の中にも、日常的に利用している方は多いのではないでしょうか。ここでは、Google Chromeでブロックできる広告を解説します。

・ ポップアップ広告
・ 不要な広告
・ カスタマイズ広告

それぞれ順番に解説します。

ポップアップ広告

ポップアップ広告は、画面をスクロールしている際などに、画面いっぱいに突然表示される広告のことです。意図せずにクリックしてしまうと別ページに遷移してしまうため、ストレスを感じる方も多いかもしれません。ポップアップ広告をすべてブロックできる機能があるため、必要に応じてブロックしてみてはいかがでしょうか。

不要な広告

Google広告のアルゴリズムは、ユーザーが過去に閲覧したWebサイトや興味関心を基に、ユーザーに対して表示する広告を決めています。しかし、精度が完璧なわけではないため、ときにユーザーにとって不要な広告が流れることも事実です。Google Chromeのブロック機能では、自分にとってより関連性の高い広告を表示させられる機能があるため、こちらも必要に応じて設定しておきましょう。

カスタマイズ広告

カスタマイズ広告とは、属性に応じて表示される広告のことです。属性には、年齢、性別、趣味趣向などが含まれます。Google Chromeでは、これらのカスタマイズを無効化できます。それにより、年齢や性別などでターゲティングされた広告が表示されなくなります。