目次
就職活動に成功した後の手続き
就職活動は失業保険受給に必須
就職活動に成功した後の手続き

晴れて就職に成功した場合、どのような手続きが必要になるのでしょうか?就職後に行う手続きを解説します。
条件を満たすと就職促進手当を受給可能
失業保険の受給期間中に就職に成功し、一定の条件を満たした場合、『就職促進手当』を受給できます。就職促進手当にはいくつか種類がありますが、代表的なものは『再就職手当』と『就業手当』でしょう。
両者の違いを簡単に説明すると、再就職手当は正社員採用が決まった場合に支給されるもので、就業手当はパートやアルバイトで就業した場合にもらえる手当です。
また、再就職手当を受給後、新しい職場に6カ月以上雇用され、かつ1日当たりの賃金が前職よりも低い場合にもらえる『就業促進定着手当』もあります。
再就職手当の申請方法
再就職手当を受給するには、失業手当の支給日数が所定給付日数の1/3以上残っていることや、1年以上の雇用が確定していることなどの条件があります。
申請方法は以下の通りです。
- 就職先から『採用証明書』をもらい、ハローワークに提出する
- ハローワークから『再就職手当支給申請書』をもらう
- 申請書について再就職先から証明を受ける
- 証明を受けた申請書と『雇用保険受給資格者証』をハローワークに提出する
なお、再就職手当の申請期限は、就職後初出勤日の翌日から1カ月以内です。うっかり忘れないように、就職後はすぐに申請することをおすすめします。
就業促進定着手当の申請方法
受給資格に当てはまっているなら、『就業促進定着手当』も申請しましょう。申請に必要な書類は以下の通りです。
- 就業促進定着手当支給申請書
- 雇用保険受給資格者証
- 就職日から6カ月間の出勤簿の写し(事業主から原本証明を受けたもの)
- 就職日から6カ月間の給与明細または賃金台帳の写し(事業主から原本証明を受けたもの)
就業促進定着手当の申請期限は、再就職後6カ月が経過した日の翌日から2カ月間です。半年分の出勤簿や給与明細を準備する必要があるので、早めの準備が必要でしょう。
就職活動は失業保険受給に必須

失業保険を受給するには、働く意思があることが重要な条件となっています。そのためには、次回の認定日までに2回以上の就職活動の実績が必要です。ハローワークで職業相談をするだけでも、実績として認められます。
なお、就職はしたいものの、自分のスキルや経歴に自信がない人もいるでしょう。そんなときは、インターンシップに参加することをおすすめします。
リバラボインターンシップでは、レベルの高い企業でも通用するビジネススキルを、実践を通して身に付けることができます。まずは、無料相談に申し込んでみましょう。
提供元・キャリアゲ
【関連記事】
・大学中退して就職で後悔した理由と大学中退して就職で後悔しなかった理由【経験者談】
・高卒で公務員を目指す前に知るべき3大事実 | 高卒で目指せる国家・地方公務員やメリット・デメリット
・高卒こそ狙うべき国家資格10選 | 資格を選ぶ際のチェックリスト付き
・おすすめの転職エージェント21選。選び方や活用するメリットを解説
・職歴の正しい書き方。履歴書や職務経歴書を書くときのポイントを解説