目次
マイホーム購入の流れ【契約後】
マイホーム購入に関わるお金【住宅ローン】

マイホーム購入の流れ【契約後】

マイホーム購入の基礎知識!いつ買うのがベスト?お金は?知りたい情報をまとめて紹介!
(画像=引用:カリフォルニア工務店、『工具男子』より引用)

無事に本審査を通過したら次はいよいよ契約です。この契約後にキャンセルはできないので契約までに家族でよく話し合っておきましょう。

購入までの流れ⑤契約

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(画像=『工具男子』より引用)

本審査を通過すると、マイホームの契約を締結することができます。契約時に、重要事項の説明や、金銭消費貸借契約日、内覧日、引き渡し日など決めます。契約日当日にも、重要事項の説明などしっかり行ってもらえますが、不安な方は予め重要事項が書かれた書面や、契約書のコピーをもらいよく確認しておくと良いでしょう。

また、重要事項の説明では宅地建物取引士の方が一語一句読み上げるので1時間以上かかります。契約日は時間に余裕がある日に行うことがおすすめです。また、売買契約を交わした後はキャンセルができません。不要なトラブルを避けるためにも、売買契約書に捺印するまでによく話し合っておくことが大切です。

購入までの流れ⑥金銭消費貸借契約締結

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(画像=『工具男子』より引用)

売買契約時に決定した日時に「金銭消費貸借契約」を交わします。「金銭消費貸借契約」とは金銭を本審査の通過した金融機関より借り入れを行い、その借り入れた金銭で売主にマイホーム購入代金を支払い、借り入れた金銭を金融機関に返済するという契約のことを言います。

金銭消費貸借契約のときに初めて住宅ローンの契約が成立します。この契約が成立するとマイホームの購入代金を売主に支払っているので、まだ引っ越していなくても契約者が家の所有者となります。

購入までの流れ⑦内覧

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(画像=引用:カルフォルニア工務店、『工具男子』より引用)

内覧とは、完成した物件を再度チェックすることを言います。壁に汚れがないか、釘がでているところはないか、床に傷がないかなど確認します。このとき確認した箇所を、売主に修繕してもらい引き渡しとなります。内覧が最後のチェックとなるので、気になる箇所は引き渡し前にきちんと修正しておいてもらいましょう!

内覧の際は、マスキングテープや養生テープを持っていくと、修繕したい箇所に印付けることができ、売主にもスムーズに修繕箇所を依頼できるのでおすすめです。金銭消費貸借契約前に内覧を行い、引き渡し日と金銭消費貸借契約が同日になることもあります。

購入までの流れ⑧引き渡し

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(画像=引用:RoomClip、『工具男子』より引用)

内覧の際、チェックした修繕箇所がきちんと修繕されていることを確認したらいよいよ引き渡しです。引き渡し時に、設備の使い方などの説明を受けます。フィルターの掃除方法や、換気扇の使用方法、床暖房の使い方など説明が多いのでメモ帳を持っていくと良いでしょう。ネットでは説明をスマホの動画で撮影しておいたという方もいらっしゃいます。

引き渡し後に、フロアコーティングをいれたり、エアコン工事をしたり、いよいよ入居準備が始まります。

マイホーム購入に関わるお金【住宅ローン】

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(画像=『工具男子』より引用)

マイホームを購入する際に、ほとんどの方が住宅ローンを利用するのではないでしょうか。まずは、住宅ローンの基礎知識をしっかりと確認しておきましょう。特に住宅ローンは長い付き合いになりますので、熟考する必要があります。

頭金は必要?

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(画像=『工具男子』より引用)

住宅ローンが低金利だとは言え、頭金は多ければ多いほど良いと言われています。物件価格の2割の頭金を準備できると安心ですが、近年では住宅ローン控除が借入金額の残高によって控除額が決まるので、頭金をいれないでローンを組む方も増えてきています。

頭金をいれなくて良いわけではなく、頭金としていれれるだけの金額は予め準備しておいて住宅ローン控除の対象期間が終わった後に繰り上げ返済をすると言う方が多いようです。

しかし、マイホーム購入には物件の代金の他にも最低でも200万円ほどは必要になってくるので200万から300万ほど購入資金を用意できると安心です。

資金援助の税制度もしっかり確認しておこう

自身で頭金を準備できない方や、準備ができていてもご両親が援助してくれると言う方も多くいらっしゃるでしょう。ご両親からの住宅資金援助金は一定額まで贈与税が非課税になります。非課税対象になる金額をしっかり確認しておきましょう。

契約締結日省エネ住宅一般住宅
2019年4月~2020年3月3,000万円2,500万円
2020年4月~2021年3月1,500万円1,000万円
2021年4月~12月1,200万円700万円

住宅ローンで借り入れ可能金額

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(画像=『工具男子』より引用)

住宅ローンで借り入れを行う際に気になるのが、いくらまで借り入れすることができるかということではないでしょうか。目安としては税込み年収の5倍から7倍を上限に借り入れすることが可能です。

税込み年収で借り入れ金額を決めることもできますが、月々住宅ローンに支払える金額から住宅ローンの借入金額を決めることもできます。月々の支払金額は税込み年収の2割を12か月で割った金額が良いとされています。

例えば、年収600万円の方の場合「600万円×0.2÷12=10万円」となるので月々の返済額が10万円以内に住宅ローンを組むのがおすすめです。

無理のない借り入れ金額にすることが大切!

実際、税込み年収の7倍で住宅ローンを借り入れることはできますが、今後かかるであろう教育資金や老後資金などのことも考え、無理のない範囲で借り入れすることが大切です。借入可能額が多いからといって借入可能額ギリギリの金額を借りる必要はありません。

今後かかる費用を含め、返済計画をしっかりと立てて住宅ローンから借り入れる金額を決めましょう。

住宅ローンの種類

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(画像=『工具男子』より引用)

頭金の有無、借入可能金額が分かったところで、住宅ローンの種類を見ていきましょう!住宅ローンには多数の種類がありどの種類を選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

【金利の種類】

住宅ローンには「固定金利」と「変動金利」それぞれメリットとデメリットがあります。固定金利は住宅ローン契約時の金利が返済終わるまでずっと同じ金利のことを言います。固定金利のメリットは金利が一定なので返済計画が立てやすいこと、デメリットは市場の金利が低くなったときでも、変わらず固定のままなので高くなってしまうことがあります。

一方「変動金利」は、市場の情勢に合わせて金利が変動することを言います。近年、低金利だということもあり、変動金利で住宅ローンを組む方が多いのですが、市場が一変し金利が上昇すると返済額も増えてしまうおそれがるとこがデメリットです。

どちらのメリット・デメリットも熟考した上で決定すると良いでしょう。

【返済方式の種類】

返済方式には「元利均等法式」と「元利均等法式」の2種類あります。「元利均等法式」は毎月の返済額が買わないように元金と利息の割合を調整して支払いしていく方法です。毎月の返済額が変わらないので、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

一方、「元利均等法式」は、毎月の元金の支払いは変わらず、利息の金額が減少していく支払方法になります。初期の支払い金額は多くなりますが、元金が減っていくので、総支払額は「元利均等法式」より少なることがメリットです。