目次
派遣社員のまま年収を上げる方法
派遣社員からキャリアアップしよう
派遣社員のまま年収を上げる方法

派遣社員のまま年収を上げる方法はあるのでしょうか。派遣社員として年収をアップさせる方法を二つ解説します。
資格や専門技術を身につける
専門的な知識や技術を持っていれば、希少価値が生まれます。エンジニアや医師などの時給が高い理由は、その業務ができる人が少ないためです。そのため、時給を上げるためには、高度な知識やスキルを身につけて希少価値の高い人材になる必要があります。
わかりやすい基準としては、資格や免許の取得です。派遣会社によっては資格取得講座を開講しているところもあるため、積極的に活用することをおすすめします。
別の派遣会社を利用する
派遣会社に時給アップの相談をしても良いですが、このような相談は気を使う上に簡単に進む話ではありません。しかし、派遣会社を変更するとスムーズに時給がアップする可能性があります。
インターネットで調べてみて、現在登録している派遣会社よりも待遇が良さそうなところがあれば、登録してみましょう。ただし、福利厚生や現場環境などの情報はインターネットの情報だけで把握することは困難です。
もし、現場に別の派遣会社から来ている人がいれば、失礼のない範囲で聞いてみることをおすすめします。なお、派遣会社を変更するときは、できるだけ契約期間中の解約は避けることがマナーです。
派遣社員からキャリアアップしよう

派遣社員としてでも年収を上げることは可能ですが、やはり雇用が不安定なことから大幅な改善は難しいでしょう。そのため、将来のことを考えるなら、キャリアチェンジを視野に入れることをおすすめします。
派遣社員からのキャリアアップの方法を三つ紹介します。
派遣元のキャリア形成支援を受ける
労働者派遣事業を行う事業者には、派遣社員に対してキャリアアップ支援を行うことが法律で義務付けられています。具体的には全派遣労働者を対象に、入社時の研修と最初の3年間は毎年一回以上、8時間以上の研修を行う必要があります。
また、派遣社員のキャリアアップを念頭に置いて派遣先の企業を紹介することと、キャリア相談窓口を設置することも派遣会社側の義務です。
派遣会社が実施するキャリアアップの施策を積極的に利用することで、キャリアアップを図ることができるでしょう。
正社員登用を目指す
今の派遣先が自分にあっているなら、その会社で正社員登用を目指しても良いでしょう。正社員として雇用してもらえれば、収入が安定し、福利厚生も利用できるようになります。
ただし、今の派遣先で正社員登用を目指すなら、過去に同様の事例がないと難しい可能性があります。社員の採用は経営側の判断であり、会社としての方針が優先されやすいためです。
人件費削減などの理由で派遣契約しか締結しない方針を取っている可能性もあります。もし過去に派遣社員から正社員登用した実績があるなら、チャンスはあると考えて良いでしょう。
転職して正社員になる
転職して正社員になることは派遣先での正社員登用を目指すより、確度の高い方法でしょう。正社員として働くことができれば、昇進や昇給のチャンスが期待でき、派遣社員として働くよりも収入を上げやすくなります。また企業によってはボーナスや退職金制度があることも魅力的です。
中には正社員として採用されるだけのスキルがないと思っている人もいるでしょう。そのような場合はインターンシップで実績を作ることがおすすめです。
リバラボインターンシップでは、スキルや実績のない状態から優良企業への正社員採用を目指すためのプログラムです。高卒などで、スキルや学歴に自信を持てない人が多く参加しています。
研修期間は職務経歴として記載できる上に、研修中は固定給と住居も支給されます。興味のある人は一度無料相談に申し込んでみましょう。