春先の今が旬の生メカブと生ギバサの調理方法をご紹介します。健康食材としても注目の海藻を美味しく食べて体調を整えてみませんか?
メカブとギバサ
メカブとギバサはどちらも海藻ですが、単なる食材としてだけではなく、健康や美容にもよい食品としても注目されている海藻です。詳しい説明は専門家にお譲りしたいと思いますので割愛いたします。
メカブのほうは全国的に普及しており、パック詰めの商品はいつでも手軽に手に入れることができます。ギバサも最近人気が出て来た海藻で、地方によってはギンバソウとかアカモクなどとも呼ばれています。ギバサはまだメカブほどメジャーではありませんが、パック詰め商品を陳列している鮮魚店やスーパーなどもあります。
地域としては、おもに東日本側で消費されていますが、中部国際空港建設後空港周辺の海域で収穫量が増え、東海地区での流通量も増えたという話も耳にします。
春先は海藻の季節
おもにパック詰め商品として目にすることの多いメカブとギバサですが、旬の春先には鮮魚店やスーパーの店頭に生のモノが並ぶことがあります。その売り場での姿は、湯通しされたパック詰め商品とは異なり、濃い茶色で特異な形状をしているため、見かけてもそれがメカブだと気づかない人もいるのではないかと思います。
ギバサも同様に茶色い葉っぱのようなものがザルの上に山盛りになって売られていたりするので、知らなければスルーしてしまうと思いますが、海藻好きの筆者はこれらが店頭に並ぶ時期を待ちわびており、生メカブと生ギバサが出始めると春の訪れを実感するくらいです。
この生のメカブと生のギバサはパック詰め商品とはレベル違いの風味を味わうことができますので、もし見かけたらぜひ一度お買い求めいただき試してみていただきたいと思います。