スズキ フロンテ7S(1976年)

(画像=『CarMe』より引用)
スズキ フロンテ7Sは、スズキ 4代目フロンテのマイナーチェンジモデルでありながら、軽自動車の規格改正や排気ガス規制対応など4代目フロンテにさまざまな改良が加えられたクルマでした。
それまで軽自動車の排気量は0.36L以下と定められていましたが、1975年に軽自動車の規格が変更され、排気量やボディーの拡大されました。それを受けて発売中だった4代目フロンテに大幅な改良が行われ、フロンテ7Sが誕生しました。
登場当初の4代目フロンテは、排気量0.36L 直列3気筒エンジンを搭載していましたが、フロンテ7Sでは排気量を0.44Lまでアップ。ボディーサイズも拡大されインテリア(内装)も変更されるなど大きな進化を遂げました。
スズキ セルボ(1977年)

(画像=『CarMe』より引用)
スズキ セルボは、スズキ フロンテクーペの後継モデルとして登場したクルマです。
軽自動車で2ドアクーペというフロンテのコンセプトを継承しつつ、スポーティーさとおしゃれさを兼ね備えた軽乗用車として発売され、女性層を取り込むことも狙っていました。実際に1970年代には女性ドライバーが増えていたともされています。
1975年に変更された軽自動車の新規格に合わせ、エンジンは排気量0.54Lまで拡大し、フロンテクーペに比べて大幅なパワーアップを達成。RRレイアウト(リアエンジン・リアドライブ)と低いドライビングポジションから、スポーツカーらしいハンドリングを見せたと言われています。