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柔軟剤を使わない洗濯のデメリット
柔軟剤を使わないで柔らかくする方法

柔軟剤を使わない洗濯のデメリット

柔軟剤を使わない洗濯方法とは?柔軟剤使用のデメリットを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

柔軟剤は、洗濯物を柔らかく、そしてふんわりと仕上げてくれます。しかし、もし柔軟剤を使用しない場合仕上がりはどうなるのでしょうか。続いては、柔軟剤を使わない洗濯のデメリットについてチェックしてみましょう。

デメリット①嫌なにおいが残る

柔軟剤を使わない洗濯方法とは?柔軟剤使用のデメリットを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

洗濯を行う際に柔軟剤を使用する方は多いです。しかし、もし、柔軟剤の使用を中止すると、これまで洗濯物から漂っていた良い香りがしなくなり、時に嫌なにおいが残ることもあります。このように、柔軟剤を使用しない場合は、衣類などの消臭効果を実感できなくなってしまう可能性があります。

デメリット②静電気が発生しやすい

柔軟剤に含まれる成分に、「陽イオン性界面活性剤」があります。この成分は、繊維の滑りを良くする性質を持つため、静電気の発生を防ぐことができます。しかし、柔軟剤を使用せずに洗濯を行うと、洗濯の繊維に摩擦が生じ、静電気が発生しやすくなってしまいます。それだけではなく、静電気によって空中を漂う花粉が衣類に吸着してしまうため、花粉発生の季節は特に注意が必要です。

デメリット③衣類が柔らかくなりにくい

柔軟剤を使わない洗濯方法とは?柔軟剤使用のデメリットを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

普段、柔軟剤を使用して洗濯を行うと、繊維を柔らかくコーティングしてくれるため、ふわふわで柔らかく、衣類がふっくらと仕上がります。しかし、柔軟剤を使用せずに洗濯を行うと、繊維が絡み合い、衣類が硬くなってしまいます。

このように、柔軟剤には衣類を柔らかくする性質があり、使用しない場合は繊維へのコーデイング力が弱く、硬い仕上がりになってしまいます。

柔軟剤を使わないで柔らかくする方法

柔軟剤を使わない洗濯方法とは?柔軟剤使用のデメリットを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

これだけ私たちの生活の中に「柔軟剤」が浸透していると、これを使わなければ洗濯物をふんわりと仕上げることができないと思ってしまう方も少なくありません。

しかし、実は柔軟剤を使用しなくても、上手に洗濯物を柔らかく、弾性のある、ふんわり感を持たせた仕上がりへと導くことができます。そんな嬉しい洗濯方法を以下にご紹介していきます。

柔軟剤の代わりにクエン酸

通常、私たちが使用している洗濯洗剤に含まれる成分はアルカリ性のため、洗濯物の繊維の汚れはすっきりと洗い流すことはできても、肌触りにゴワつきのある仕上がりになってしまいます。

そのような仕上がりになることを予防するには、「クエン酸」や「お酢」を、すすぎを行うタイミングに活用するという方法があります。通常、40Lの水に対し、小さじ1杯の量を目安として使用します。

ドラム式と縦型の洗濯機、それぞれ柔軟剤代わりにクエン酸を用いた場合の使用方法は以下の通りです。

【ドラム式の洗濯機&縦型の洗濯機を利用する場合】

  1. 小さじ1杯のクエン酸を50ccの水に溶かし、柔軟剤投入口に入れる
  2. いつも通りに洗濯を行う 【縦型の洗濯機を利用する場合】

基本的にはドラム式の方法と同じですが、すすぎを行う時に小さじ1杯のクエン酸を洗濯槽へ直接投入するという方法でもOKです。

クエン酸を使うときの注意点

柔軟剤の代わりにクエン酸を使用することで、柔軟剤と同様の効果を発揮してくれるため、とても便利に活用することができます。しかし、このクエン酸は、塩素系漂白剤などと混ざることで有毒ガスが発生してしまうため、決して混ぜて使用することのないよう注意しましょう。

柔軟剤を使用せずに洗濯を行う際は、洗濯物の嫌なにおいを防ぐ効果を期待できる「クエン酸」を正しく使用することをおすすめします。