ハワイなど海外の別荘を所有する場合の税金
海外に不動産を持つことは多くの人の憧れです。しかし、日本と海外では税法が大きく異なるため、物件購入前に税金を把握しておくことはマストといえるでしょう。
国内にある別荘は基本的には日本の税制に則った課税がされるのに対し、海外にある別荘はその所在地国の税制に従った課税がされることになりますので、その国の税制を事前に調べておくことが必要となります。なお、別荘を賃貸等する場合にはその他にも租税条約等、二重課税に関する問題がクリアーできるかどうかなど、複雑な税制の理解が必要となります。
まとめ
住居以外に、別荘を持つのは魅力的なことです。しかし、日常的に利用するセカンドハウスと異なり、税制上の優遇措置がなく、購入時、保有時、売却時と、3つのステージで税金がかかってきます。
海外には、日本のような不動産取得税がない国もあるので、海外に別荘を持つという選択肢もあるかもしれません。別荘購入時は、売却までのプランをしっかりと考えておきましょう。
取材協力:佐野比呂之税理士事務所 代表税理士 佐野比呂之
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提供元・RENOSYマガジン
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