目次
ディアウォールでDIY!本棚の作り方
ディアウォールで本棚DIYする時の注意点
ディアウォールでDIY!本棚の作り方

材料の準備が揃ったら、実際に作っていきましょう。この項では、ディアウォールを用いた本棚の作り方の手順と棚受けの作り方の手順をそれぞれ見ていきます。
作り方の手順
まずは作り方からです。はじめに設置したい場所の床から天井の高さを計測しましょう。その計測が間違っていると、後々上手く設置ができなくなってくるので正確に計測することを心がける事がポイントです。計測した天井の高さから45mmひいた数字が購入すべき2×4木材の長さとなります。このタイミングで本棚の横幅を決定して、併せて棚受け用の2×4木材も購入しておくとスムーズです。棚板を付ける箇所への印も忘れないようにつけておきましょう。
準備が整ったら、実際に組み立てていきます。付属の取り扱い説明書を参照しながら柱用2×4木材にディアウォールを差し込んでいきましょう。差し込んだらバネの突っ張りを感じるかと思います。このバネ部分を押し込みながら床と天上の間で2本突っ張ります。これにて本棚の基礎の柱の部分の作成は完了です。
棚受けの作り方手順
次に、棚受けの作り方の手順を見ていきます。棚受け用の2×4木材とディアウォールの棚受けパーツの用意をしましょう。用意をしたら、事前につけておいた棚をつけたい高さの印に合わせて、棚受け専用のパーツをネジで固定していきます。1つ気を付けたい点が、左右の柱で棚受けの場所が異ならない様にするという点です。水平器などで測定し左右で並行になるように設置し、ネジで柱と棚板のそれぞれに固定すれば棚受けの完成です。棚は必要な数取り付けましょう。棚受けの施工方法について詳しく紹介している動画がありましたので、是非参考にしてみてください。
ディアウォールで本棚DIYする時の注意点

続いてディアウォールで本棚を作成する際の4つの注意点について解説していきます。作った後に「こんなはずでは、なかったのに!」と後悔しても遅いので、作成に入る前にしっかりと確認しておきましょう。
注意点①棚板

1点目の注意点は棚板です。せっかく本棚を作成するのだから大容量なものにしたいと大きな棚板を選択しようと思っている方は注意が必要です。なぜならディアウォール公式サイトでは、棚板のサイズは柱にした木材より40mm以上は飛び出さないようにと記載されています。これを守らないと、強度が極端に低い本棚になってしまう危険性がありますので、棚板の幅は柱に使用した木材より40mm以上飛び出さないようにしましょう。
注意点②強度を上げる方法

次に強度についての注意点を見ていきましょう。ディアウォールは壁に穴を開けないという設置方法で大型の棚を作れるので、作り方を間違えるとどうしても強度に不安が残ってしまいます。強度に不安を残さない為には、重心を考えながらの設計が効果的です。上の注意点でも挙げた通り、棚板が出すぎない事も大切ですが、柱が垂直であるか・棚全体が水平が保てているか等が強度に関わってきますので、しっかりとチェックしておきましょう。
注意点③水平使用

3つ目の注意点は水平での使用です。ディアウォールは壁と床を突っ張り柱を作るという商品の特性から天井と床の垂直での使用のみではなく、壁と壁いわゆる水平に利用している方も僅かながらにいます。しかし、これは強度不足を生み出す行為で、公式でも落下の危険があると発表している大変危険な行為なので絶対にやめましょう。水平器は100円ショップやホームセンターで安価で手に入れる事ができますので、1つ持っておくとこれからのDIY作業に役に立つでしょう。
注意点④中間ジョイントの使用

- ディアウォール支柱としての利用は最大2分割までとすること
- 木材の長さは120cm以上300cm以下であること

セット内容:本体/2個、ねじ/12本
色:ホワイト
使用条件をしっかりと守れば、端材を活用できる大変すぐれた商品ですので是非活用してみましょう。