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自然の川を泳ぐ魚たちを観察
サケの躍動感あふれるインディアン水車

自然の川を泳ぐ魚たちを観察

日本でココだけ!川の中まで水族館「サケのふるさと 千歳水族館」
(画像=<窓の向こうは自然の川>『たびこふれ』より引用)

「サケのふるさと 千歳水族館」最大の見どころは、なんといっても日本初の「水中観察ゾーン」です。窓の向こうは千歳川の水中で、泳ぐ魚は自然そのもの。春は海へ旅立つサケの稚魚、夏は産卵するウグイの仲間、そして秋にはサケの群れなど、四季を通じて魚たちのドラマが繰り広げられています。川に生きるのは魚だけではありません。キンクロハジロやホオジロガモがエサを求めて潜っていたり、時にはミンクが現れることも。川に生息する生き物のリアルな姿に心を揺さぶられました。

サケの躍動感あふれるインディアン水車

日本でココだけ!川の中まで水族館「サケのふるさと 千歳水族館」
(画像=<サケがダイナミックに飛び跳ねる>『たびこふれ』より引用)

8月下旬から12月中旬まで、インディアン水車が設置され、さけ・ます人工ふ化放流事業に用いるサケの親魚を年間約20万尾も捕獲しています。大きなサケが飛び跳ねる光景は大迫力。1日に1万匹以上捕獲されることもありますが、まったく捕獲されない日もあるなど、見られるかどうかは運次第。台風通過の翌日などは特に狙い目です。豊浦町・貫気別川や、標津町・標津川などでもインディアン水車による捕獲が行われていますが、水力だけで回転するインディアン水車は北海道では千歳川が唯一の施設。サケを生け簀から取り出してトラックに積み込む作業も迫力があります。チャンスがあれば訪れてください。