家の間取りを見ていると、時々見かける「ウォークインクローゼット」という名称ですが、実際にはどのようなクローゼットの事を指すのでしょうか。ウォークインクローゼットと他の収納スペースとの違いや、上手に活用するための収納術をまとめてご紹介いたします。

目次
ウォークインクローゼットとは?
ウォークインクローゼットと他の収納スペースとの違い

ウォークインクローゼットとは?

ウォークインクローゼットとは?上手に活用できる収納術をご紹介!
(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

ウォークインクローゼットは、「ウォークイン(Walk-in)」の名称通り、歩いて入れる程の大きさがあるクローゼットの呼称です。人が歩けるほどなので、2畳は最低でもあると考えてください。

そんなウォークインクローゼットの中には、棚やハンガーパイプが設置されており、衣類をかけたり置いたり出来る他、ネクタイやアクセサリー、帽子もまとめて収納出来るようになっています。そのまま中で着替える事も可能なので、ここにコーディネートに必要な物を揃えておけば、それぞれを探す必要なく着替えが完了します。

独立した部屋と同じように扉がついているウォークインクローゼットは、そこに続く部屋のデザインの邪魔をしません。また床の段差もない為、移動もスムーズに行えます。基本的に寝室に備え付けられていることが多いウォークインクローゼットですが、稀にリビングの一角や廊下に面している事もあります。

ウォークインクローゼットと他の収納スペースとの違い

ウォークインクローゼットとは?上手に活用できる収納術をご紹介!
(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

それでは他の収納スペースとウォークインクローゼットの違いはどのような点にあるのでしょうか。順に説明いたします。

クローゼットとは

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(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

一般的なクローゼットは衣類をかけるハンガーパイプが設置されており、棚が付いているタイプもあります。人が入れる程のスペースはありませんが、奥行きのある物だと奥に入れた物が取り出し難かったり、着たい物がすぐに見つからないというデメリットも生まれます。

ただし収納スペースが一カ所に集約されているので収納効率が良いというメリットもあります。

ウォークスルークローゼットとは

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(画像=引用:Unsplash、『工具男子』より引用)

ウォークスルークローゼットは、ウォークインと同じように人が中に入れるスペースがあり、扉が2カ所に付いている為、中を通り抜けて入った場所と違う場所に出る事が出来るようになっています。

押入れとは

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(画像=引用:楽天市場、『工具男子』より引用)

押入れは和室に設置されている収納スペースで、主な役割は布団の収納なのでハンガーパイプなどは設置されていません。布団を入れる必要があるのでクローゼットより奥行きもあり、押し入れ用のハンガーパイプを自前で設置したとしても、少々使い辛いのは致し方ない点ではあります。

また、一般的な押入れは上段と下段に分かれており、丈の長い衣類をハンガーでかける事は出来ません。