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スクワットでの下半身(太もも周り)トレーニング
行きつけのトレイルランコースの開拓
スクワットでの下半身(太もも周り)トレーニング
通常の登山であれば、筋力トレーニングはそれほど必要ありません(当然、筋トレまで可能であれば行うべきですが)。しかし、トレイルランの場合、坂道を登る際に登山とは比べ物にならないくらい筋力が必要となります。具体的には太もも周りの筋肉、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の強化が必要不可欠となります。
大腿四頭筋の強化には、スクワットが最も効果があると言われています。10回1セット×3回を1日3回も行えば、大腿四頭筋の筋力アップにつながります。大腿四頭筋の強化は通常の登山のスピードアップにもつながるので(登りが格段に楽になる)、登山を行うのであればスクワットは日常的に行いたい筋トレとなります。
ただし、毎日スクワットが続かないという方も多いのが事実です。そんな方には、ステップマシンがおすすめです。1~2万円しますが、効率的かつ日常的に大腿四頭筋を鍛えることができるため、トレイルランを行うのであれば、ステップマシンの購入までしてしまうと準備万端といえます。ステップマシンは空いた時間のある時に少しずつでもできるので、習慣付けると意識せずに生活に取り入れることができます。
行きつけのトレイルランコースの開拓
本格的なトレイルランは年に数度しかできませんが、日ごろのトレーニングに加えたいのが、月1回程度の軽いトレイルランです。数時間のコースで十分なので、自宅からそれほど離れていない山でトレイルランコースを見つけて、時間のある休日にそのコースで体をトレイルランに慣れさせておくと、本格的なトレイルランの際に体がすぐにトレイルランに順応します。
体をトレイルランに慣れさせることが目的であり、レベルはそれほど高くなくても構いません。慣れたトレイルランのコースを持つことで、過去のタイムとの比較が可能になり、体調チェックやレベルアップが可視化でき、やる気の持続にもつながります(コースタイムの記録を取りは必要不可欠です)。
日常のトレーニングの成果の確認のためにも、トレイルランを行うのであれば、行きつけのコースを自宅近くに確保することを強くおすすめします。日常的にトレーニングしていないと、トレイルランは非常につらい面がありますが、それでもトレイルランに取り組みたい場合は、行きつけのトレイルランコースを確保して、月1度程度は体をトレイルランに慣らしておくべきです。