ペットと暮らしていると飼い主さんは自分のことよりもペットの意思を優先させてしまうことが多々あります。炊飯器の上でくつろいでいるチンチラ・コロくんの飼い主さんも、自分のご飯よりもコロくんの気持ちを第一に考えてしまっているようです。

コロくんは部屋を散歩したり走り回ったりしたあとに、炊飯器がタイミングよく保温中になっていると、冬に限らず乗る習慣があるそうです。逆に電源がオフになっている時は絶対に乗らないこだわり?もあるのだとか。

ちなみにコロくんのお家では、飼い主さんがコロくんがいたずらしてしまわないよう、コンセント付近をガードし、コードもかめないようコルゲートチューブを使用するなどして対策はバッチリ。また、部屋を散歩させる時は必ず近くで見守るよう心がけているそうです。

その様子は飼い主さん自身「もはや飼い主はストーカー」と語っています。それぐらい、コロくんの危険を0にするため様々な対策をほどこしているのだそう。

そんな手厚い見守りのもと、この日もいつものように保温中の炊飯器の上で気持ち良さそうにまったり。

しかしながら、少しくつろぎ時間が長すぎたのか「チンチラ様~、大変申し訳ございませんが、その下にあるホカホカご飯を必要としてる人間が数名お待ちです。気分が乗り次第……移動して頂けると幸いです」と飼い主さんは懇願。どうやらくつろいでいる間に、人間の食事の時間がきてしまったようですね。

ご飯が食べられない…… 炊飯器の上でくつろぐチンチラ
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

Twitterに投稿された動画には飼い主さんが撮影のために近寄ってきても、どく気など一切感じられない雰囲気で堂々とくつろいでいる姿が映っています。もはやベッドです。これでは当分ご飯は食べられそうにないですね。

コロくんを移動させる方法はあるのでしょうか。飼い主さんに話を聞くと、「コロちゃ~ん……ちょっと、どいてくれませんか~?」と目の前で声をかけると降りてくれる時があるとのこと。

それでも降りてくれない時は必殺技「おやつ食べよっか」を繰り出すそうです。そう言って、おやつの袋の音をたてると瞬時に降りてくれると教えてくれました。やはり食欲には勝てないのか……。

しかし、しばらくは家族みんなで「また溶けてるの~」「可愛いねぇ~」「ポカポカだねぇ~」などと言いながら見守っているとのこと。どうやら家族のみなさんは食欲よりコロくんが勝つようですね。

​​ <記事化協力>
コロ@チンチラさん(@chinchilla_koro)

(佐藤圭亮)

提供元・おたくま経済新聞

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