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逃げ癖はどうしてついてしまうの?
逃げ癖は治らない?一生続くの?
逃げ癖はどうしてついてしまうの?

ではなぜ逃げ癖はついてしまうのでしょうか。実は誰しもがなる可能性があるのですが、いくつか原因となる要素があります。ここでは、逃げ癖がついてしまう原因について見てみましょう。
逃げ癖の原因①面倒なことを避けようとする

何か問題が起きた時に、解決しようとはせずに逃げ出してしまうとそれが癖になってしまいます。「今回はいいか」と自分に甘い考えでいると、いざという時に問題を解決できないこともあるでしょう。
また何でも後回しにしていることも原因の一つと言えます。確かに「今はやりたくない」と思うこともありますが、それを後回しにすると大変なのは自分です。
普通なら嫌なことは先に終わらせてしまい、後でゆっくりとした方が良いと考えるのですが逃げ癖がある方はそうではありません。面倒なことは先延ばしにし、結果として大変な思いをしています。
逃げ癖の原因②誰かが責任を取ってくれていた

環境に恵まれているのか、周囲の人が優しく問題は全て周りで解決してくれていたというケースもあります。逃げ癖は必ずしも性格が悪い人の特徴とは言えません。
本人も知らぬ間に周囲が問題を解決してくれるため、面倒な問題にぶつかったことがなく対処法が分からないこともあります。言えば経験が少なくどのようにしたら良いのか分かっていないのです。
特に年下で可愛がられる人はこの傾向が強く、全て周囲が面倒見てくれるので自分は何もしなくても良いという考えが備わってしまいます。
逃げ癖の原因③困難を乗り越えた経験がない

先ほども少し触れましたが、困難を乗り越えた経験が少ない人は逃げ癖がつきやすいです。何か問題が起こった時、仲間に相談して一緒に解決するということも大切ですが、一緒にならずに人任せにしてることが多いです。
何かの壁にぶつかった時に自分の力で乗り越えたことがない人は、臨機応変に行動ができないとも考えられ、解決策の探し方も知らないでしょう。
仕事で成功している人、スポーツなどで成績を残す人は単に才能があるだけでなく努力もしっかりと行っています。裏ではいくつもの困難を乗り越えその結果が結果が付いてきているだけで、ここでも経験の差が出てきます。
逃げ癖は治らない?一生続くの?

逃げ癖があることは知っているけど、どのように治したら良いのか分からずに悩んでいる方もいます。ではなぜ、逃げてしまいたいと思う自分を変えられないのか考えてみましょう。
まず考えられるのは、「慣れている」からです。面倒なことがある度に逃げている人は、いつの間にかそれが悪いことだとも思わなくなります。
それから責任感がないのも考えなくてはなりません。例えば仕事を作業としてしか取り扱っていない場合、責任を感じているとは思えません。

何かミスをした時のことも想定して動くことができれば、少しは責任を感じることもできるでしょう。それから、問題が起こっても乗り越えれば良いと思っていることも理由の一つです。
間違いを指摘された時、ただ直せば良いという考えでは何も成長しません。なぜ間違えてしまったのか、ミスをしたのかを考えることで次に失敗しないために成長ができるものです。