道民歴がまだ5年の私が選んだ北海道のおすすめ郷土料理を紹介したいと思います。
あくまで私の独断と偏見で選んでおりますのでご了承くださいね!
室蘭やきとり
選定理由は、私がとても好きだからです(笑)
その名のとおり、室蘭で食べられているやきとりですが、鶏肉ではなく豚肉なのが最大の特徴でしょうか。
室蘭やきとりのルーツは、鉄鋼の街として栄えた室蘭では労働者向けの屋台で提供されたことがはじまりです。日中戦争の頃に農家が自分たちの食料にするため豚を飼育しはじめたり、豚の革で軍靴をつくるため養豚が推奨されたことから豚肉の消費が増えました。屋台では野鳥のスズメなども串焼きで売られていたため、どの肉でも「やきとり」と呼ばれるようになったようです。
豚肉の部位は肩ロースが使用されることが多く、肉と肉の間に玉ねぎが挟まれています。タレは甘めで洋からしが添えられています。この甘めのタレと玉ねぎがなんとも豚肉と相性がよくて私の大好きな味。
室蘭やきとりは、主に居酒屋で食されます。室蘭では吉田屋・鳥辰・一平など有名なお店が何店舗かあり地元の人はそれぞれ好きなお店がありますが、どのお店もおいしいですよ!室蘭へ行った際には、ぜひ食べてくださいね!

すけだちの味噌汁
選定理由は、北海道に来るまで見たことも聞いたこともなかった料理で、食べてみたら美味しい!
「たち」とはタラの白子のことです。マダラの白子は「真だち」スケソウダラの白子は「すけだち」と呼び、真だちのほうが高級品です。真だちは身が大きくて「たちポン」や天ぷらなどで食されることが多いですが、少しお安く買えて小さめの「すけだち」は味噌汁の具になることが多いです。
作り方は普通の味噌汁と同じですが、すけだちは臭みを取るため塩で洗い、あとは煮立てすぎないように火が通ったらすぐに止めます。味はクリーミーで、豆腐や小葱などほかの具を入れてもおいしい。
道内出身の夫や義父はこの味噌汁が大好物です。一緒に買い物をしていて見つけると食べたそうに売場で立ち止まるので、その時には作ってあげます(笑)
