昨年までの致死的な新型コロナウイルス感染症とは打って変わって、年明けからはオミクロン株による陽性者増加が特徴的な状況となっています。
毎日数万人もの感染者数が報告され、重症者数よりもシステムの遅れに伴う対応困難や医療資源不足によって医療現場がひっ迫しているように思われます。
海外諸国と同様、全国的に先駆けて感染が広まった沖縄県では感染者数がピークアウト傾向、「まん延防止」解除の方向で調整が進んでいます。
国内においても3回目のワクチン接種推進や塩野義製薬製の新薬承認など状況をさらに好転させられそうなニュースが増えてきました。
まん延防止真っ只中の北海道においても早期の状況改善が望まれますが、感染者数増加による一定数の重症者出現や感染後後遺症の可能性、新型株出現のリスクなどまだまだ予断は許されない状況です。
制限解除明けには出張や春休み、年休消化、今年の細切れのゴールデンウィークなど、短期間の道内旅行として十勝を訪れる予定の方もいるのではないでしょうか?
ここ数年ブームとなっているサウナについて、昨年2021年の流行語にはサウナ用語の「ととのう」がノミネートされました。実は十勝が全国的にもレベルの高いスポットとなりつつあることはご存じでしたでしょうか?
今回の記事ではそんな帯広でのサウナについて厳選した5施設を紹介!新聖地での「ととのう」を体験しましょう。
目次
北海道ホテル
PREMIER HOTEL CABIN 帯広
北海道ホテル

現在の帯広のサウナが新聖地として全国的に注目されるきっかけとなったのは、なんと言ってもこの北海道ホテルがきっかけ。
帯広駅から車で10分弱、徒歩でも駅や街中には20分程度の立地にあります。
”かっちゃん”こと同ホテルの林社長を主導に進められた2019年のサウナ設備改装以降、その質の高さから全国的な注目が集まり始め、サウナ専門株式会社「TTNE」が発表するサウナシュラン2020において堂々の全国9位にノミネートされています(2021年では北海道からは知床の北こぶし知床 ホテル&リゾートが全国2位にノミネート)。
帯広、十勝の温泉施設全般に言えることですが、この地域特有のモール温泉は世界的にも希少で、北海道遺産として認定されており美人の湯としても有名です。
北海道ホテルのサウナではモール温泉での「湯通し(サウナ前の準備入浴)」や「モーリュウ(モール温泉でのロウリュウ※セルフサービス)」「ウォーリュウ(壁に貼り付けられた白樺切り株へのローリュウ)」が特徴。
サウナにおいて重要視される水風呂についても、地元札内川からの伏流水を使用した16度程度のやや冷たい水風呂ですが、その肌触りの良い水質から、実際の温度ほどの鋭さは感じにくいものになっています。
外気浴については露天風呂スペースに腰掛けるプラスチック製の椅子が設置されており利用できますが席数が少なく、実際のところ露天風呂の岩場に腰掛けたり、屋内温泉スペースに座ることが多い印象です。
日帰り入浴の場合、曜日や時間帯により大人一人1300円〜2000円とサウナとしては少しお高め(多くの方が利用すると思われる土日の午後は大人一人2000円)。お得な回数券や朝食セットのプランもあるので用途によって使い分けると良いでしょう。
PREMIER HOTEL CABIN 帯広

札幌でもお馴染みのビジネスホテルCABINの帯広の施設です。札幌のCABINと同様、温泉施設に力を入れており、ただのビジネスホテルの設備というには忍びないクォリティを誇ります。帯広駅〜繁華街のやや駅側に位置し、JRやバスへのアクセスも良好。
ビジネスホテルとは思えないほどの広い温泉施設となっており、外気浴・休憩に必要なととのえ処も屋内外で十分数あります。特に露天風呂スペースにはキャンプ用のインフィニティチェアが設置されており足を伸ばした姿勢+備え付けの足桶でリラックスすることができ、「ととのう」ことに全集中することがおすすめ。
ロウリュウは北海道ホテルやCABIN札幌と同様、セルフ式となっておりリアルタイムの温度をサウナ室前のデジタル温度計で知ることができます。
室内は他施設サウナよりカラッとしている印象でロウリュウすると迅速に室内が温まり、火傷にすら注意する必要がありそうです。
水風呂は2種類、ジャグジーのたなびき流水と通常の水風呂あります。
たなびき流水の方が18〜19℃と、少しぬるめの水風呂ですが、ジャグジーで羽衣が形成されない分、優しいながらしっかり身体を冷やすことができる。
料金は日帰り入浴1000円(2020年夏から値上げしました)と比較的お手頃に利用することができます。
街の繁華街も近いため、サ飯には不自由しないこともポイントです。