目次
不動産投資を始めやすい職業とは
・公務員
・医師
・収入が安定しているサラリーマン
法人の方が個人よりもメリットがある?
不動産投資を始めやすい職業とは
公務員
倒産リスクがなく安定性抜群の公務員は、融資金回収不能リスクが低いと考えられています。安定収入に加えて退職金もあるので、一般企業に勤める人よりは、融資の際に優遇される傾向といわれています。
医師
高収入で国家資格を持つ医師も、率先して融資を受けられるといわれています。開業医でないとしても一般的な会社員よりは高額な給料を得ているうえ、失業のおそれも少ない職業なので、金融機関の受けがよい場合が多いです。
また、相場の変動が緩やかな不動産投資は、忙しい医師にピッタリの投資法です。ワンルームマンションへの不動産投資で、入居者の管理業務を委託することで、株やFXのように相場チャートに張り付く必要がないので、本来の仕事に専念したまま、投資を行うことができます。
収入が安定しているサラリーマン
サラリーマンの場合は、上場企業に勤めて、収入が安定している人なら銀行の融資は受けやすくなります。一般的に年収500万円以上ならば融資が受けやすいといわれています。
ただしどんな優良企業でも、勤続年数が短い場合は融資を断られる可能性が高まります。融資を受けるには勤続年数は3年以上などと金融機関で一定基準があるため、転職等で勤続年数が短い場合、優良企業でも注意してください。
法人の方が個人よりもメリットがある?
個人は収入が増えるにつれて所得税の税率が高くなります。一方、法人の税率は一定です。個人の税率が法人の税率を超える場合に、選択肢となるのが法人化です。
法人化を考えるタイミングは、「年収2,000万円、不動産投資による収入が600万円を超えるころ」といわれています。該当する人は、法人化することによってメリットが大きくなります。
ただ、会社を維持するための費用や税理士への依頼費用などを考慮すると、個人の方が出ていく額が低かったというパターンもあります。法人化の前には自分の物件状況や不動産以外の収入等を正確に把握し、法人化するべきかどうかを判断してください。