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見た目怖そうSugomiあり!?でも乗りやすく速いぜZ1000
スーパーチャージドエンジンでライバル全てを過去にするZ H2

見た目怖そうSugomiあり!?でも乗りやすく速いぜZ1000

SS譲りの強心臓で公道最速の俊敏な走り!国産ストリートファイター5台【2022年版】
(画像=Z1000 メタリックマットカーボングレー×エメラルドブレイズドグリーン、『Moto Megane』より引用)

他メーカーのストファイと比べて歴史の長いZ1000は現行型で4代目となり、一貫してキープコンセプトを貫いている。フロントフェイスはカワサキの「Sugomi」デザインで、SugomaniでもSugomiを感じるSugoi圧が感じられる。

その顔に見合う「Sugomi」な速さとShunbinな身のこなしで、スロットルをワイドオープンすれば、もうそれはSugoiことになるのだが、ゆっくり走れば乗り手はSugomiを感じず、のんびり走るのも許容してくれるのが、OtokoのFutokoroのFukasaというわけなのだ。

ライバルに比べて華やかな電子制御のオンパレードはないかもしれないが、しかし、唯一無二のデザインとコスパの良さは大きな魅力。

押しが強くて速い乗り物が欲しいZ世代から、大切に貯めたお小遣いでちょっと良いバイクが欲しいと願うG爺世代までおすすめできストファイモデルである。

KAWASAKI Z1000

メーカー希望小売価格(消費税込み)118万8000円
シート高(mm)815
車両重量(kg)220
総排気量(cm³)1,043
最高出力(kW[PS]/rpm)104 [141 ]/ 10,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)111 [11.3] / 7,300

スーパーチャージドエンジンでライバル全てを過去にするZ H2

SS譲りの強心臓で公道最速の俊敏な走り!国産ストリートファイター5台【2022年版】
(画像=メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック、『Moto Megane』より引用)

ニンジャH2が登場した時は、それまで新車に興味のなかったうるさ型おっさんベテランライダーから、絶滅危惧種の若者ライダーまで全部根こそぎごっそりその虜となってしまったものだった。今でも街でニンジャH2を見かけるとおじさんの胸はトキメク!血沸き肉躍る!そんな乗り物って、これからのEV時代には出てこないかもしれない。

さて、そのニンジャH2が鎧を脱ぎ捨てたのがZ H2である。Z1000に比べると圧マシ、車格マシ、価格マシの3増しで一般ライダーは胸ヤケお腹いっぱい状態かもしれないが、2015年のニンジャH2よりかなり車重は軽いし乗り味は洗練されてきていて、ドッカンパワーさも幾分まろやか化。

特に常用域である中低速は電子制御の恩恵もあって、スムーズなライディングフィールを実現。しかし、スーチャーによる鬼トルクで鬼加速を味わうこともできるという2面性で、ベテランや直線番長、根っからの速い乗り物好き達を骨抜きにしている。

SEモデルは足回りを中心にバージョンアップが図られており、こちらは200万を超えてくるが、でも、今後二度と出てこないであろう新設計のスーパーチャージド内燃機関バイクのために、定期預金でも解約したくなってくる。私にゃ無いけどね。

SS譲りの強心臓で公道最速の俊敏な走り!国産ストリートファイター5台【2022年版】
(画像=Z H2 SE メタリックディアブロブラック×ゴールデンブレイズドグリーン、『Moto Megane』より引用)

KAWASAKI Z H2 /SE

メーカー希望小売価格(消費税込み)191万4000円/220万円(SE)
シート高(mm)830
車両重量(kg)240/241
総排気量(cm³)998
最高出力(kW[PS]/rpm)147 [200 ]/ 11,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)137 [14.0] / 8,500

提供元・Moto Megane

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