●カトラリーの魅力

カトラリーやテーブルセッティングを意識して食事を楽しめば、いつもの料理がぱっと華やかで彩りに満ちたものになる。まずは、食事をワンランクアップしてくれるカトラリーの魅力に迫ってみよう。
食卓がオシャレに変身する
カトラリーにはさまざまなバリエーションがあり、商品によって見た目も使い心地も全く異なる。洗練されたカトラリーは食卓を彩ってくれ、食事を目でも楽しませてくれるだろう。
せっかく食材の産地や質、調理法にこだわるのであれば、その食材を口に運ぶ瞬間までこだわりを追求したいもの。自分好みのカトラリーを揃えれば食事をより楽しめるようになるだけではなく、おもてなしのときに一目置かれるようになるだろう。
エコに貢献できる
環境問題への取り組みが重要視されている近年、使い捨てのプラスチックカトラリーの是非が見直されている。汚れが付着したプラスチックの前処理にはコストがかかり、リサイクルが難しいためだ。
自分専用のカトラリーを持つことは、エコへの貢献につながる。最近は、お気に入りの箸やフォークをバッグに忍ばせているビジネスマンも珍しくない。ついついコンビニなどの使い捨てカトラリーをもらってしまう人は、マイカトラリーを取り入れることで気軽に環境問題対策へ取り組める。
アウトドアにも最適
カトラリーは日常の食卓だけではなく、アウトドアの食事も彩ってくれる。最近はキャンプギアの一種として持ち運びやすいカトラリーが増えてきており、見た目や品質にこだわったものが豊富に販売されている。 とっておきのカトラリーで食べる野外飯は、格別に旨い。ぜひキャンプや登山の際も、カトラリーを活用してみてほしい。
●自分にあったカラトリーの選び方

カトラリーの素材はさまざまで、加えてデザインも多種多様である。自分にあったカトラリーを選ぶ際は、ぜひ以下のポイントを意識してみよう。
【素材】
「金属製」「竹・木製」「樹脂製」が一般的。強度はもちろん、重さや口当たりが全く異なるため、実際に手に取ってしっくりくるものがおすすめ。
【口当たりがいい】
口当たりのよさは、食事の味を左右する重要なポイント。素材だけではなく、厚みやサイズも口当たりに影響するため、自分の好みを知っておくことが肝心だ。
【手や口の大きさに合う】
カトラリーのサイズは、ブランドやメーカー、製造国によって変わる。とくに海外製のものは日本人の手や口の大きさに合わないことがあるため、注意が必要だ。
【熱伝導率】
熱伝導率が高いカトラリーは、料理の温度までしっかりと楽しみたい人におすすめ。ただし、猫舌でやけどが気になるという場合は、熱伝導率が低い竹・木製のカトラリーのほうが向いている。