目次
一般的な婚約指輪に使われるダイヤモンドとは?
婚約指輪の予算って一般的にどれくらいなの?
一般的な婚約指輪に使われるダイヤモンドとは?
ここまで4Cの「カット」についてご紹介してきましたが、4Cのどのクラスのものが婚約指輪として使われているのか、完結にまとめてみましょう。
・CARAT(カラット)
0.3~0.5カラット。一番メジャーなのは0.3カラットです。
・CLARITY(クラリティ)
予算が許すならばVS1以上。VS2以上であれば十分な輝きと言えます。
・COLOR(カラー)
誰がみても無色透明に見えるGカラー以上。
Hカラーはルースの状態でG寄りである事が確認できるならば、検討してもよいでしょう。
・CUT(カット)
予算が許すならばEXCELLENTカットがベストです。
EXCELLENTカットであれば、上部から入ってきた光を内部で反射して、上部から出ていく光の度合いが100%です。
予算が足りないのであれば、カットのバランスが取れているランクがVERY GOOD以上を考えましょう。
婚約指輪の予算って一般的にどれくらいなの?
婚約指輪に使用されるダイヤモンドの4C ランクをここまでご説明してきましたが、実際に予算はどのように考えれば良いのでしょうか。
まずは、収入状況などを考えて、可能な予算を算出します。
2013年に婚約指輪の購入価格をアンケートした結果では、30万~40万が全体の約24%。
それ以上が11.4%、20万円以下が13%と、30万円前後が相場のようです。
30万円の予算があり、ブランドにこだわらないのであれば、0.5カラット、ハート&キューピットエクセレントカット、Gカラー、SI1クラスで20万円。
指輪の枠を入れて、おおよそ30万円前後で作ることも可能です。
ブランドにこだわるのであれば、ブランド料が加算されるため割高となり、カラット数を落とす必要が出てくるかも知れません。
よく「クラリティが最高のダイヤを」と言われる方もいらっしゃいますが、ダイヤモンドの予算の決め方として、4C のどれかに偏った方法はあまりお勧めできません。ご紹介してきた通り、ダイヤの輝きは、4C のどれか1つで決まるものではなく、そのバランスで決まるものだからです!
まずは金額的な予算のイメージから入り、次にそれに見合ったバランスの良い4Cを選択する方法がおすすめです。