不動産投資は、初期費用・運用費用・手数料がほとんどかからないと言われます。ですが、費用が最もかかるのは不動産投資を始めるタイミング。投資用の不動産を所有するための諸経費がかかります。今回は諸経費には何があるのかをみていきます。また、不動産投資をするのに初期費用だけ用意すればその後は費用がかからないのかについても考えていきます。
不動産投資の仕組み
不動産投資は、物件を購入してその部屋を第三者に貸し出しして家賃収入を得るという仕組みです。物件の購入価格は高く、場所と物件によって数百万から数億円と高額なので、よほど資産がある人ではないとできないと思われるかも知れません。
しかし不動産投資には、金融機関から借入を行って物件を入手しローンの返済は家賃収入をあてて返済していくという方法があります。金融機関は物件そのものを審査するため、潤沢に資産を持っていないサラリーマンでも、審査が通れば始めることができます。
不動産投資にかかる初期費用
▼結論
物件価格の8〜10%
物件を購入する際、どの程度の初期費用がかかるのでしょうか。当然物件価格によって初期費用の額は異なりますが、目安としては物件価格の8〜10%を見込んでおくと良いでしょう。
1,000万円の物件なら80〜100万円の初期費用ということになります。
では、その内訳を見ていきましょう。