彩りの無い時代の到来

店舗内の商品の大半がプライベートブランド。これは、ある意味「寡占」状態です。消費者としては、選択肢が少なく、「値上げ」されても他製品に乗り換えられないのです。

支出は控えめ。冷蔵庫の中はみな同じ。そんな、彩りの無い時代が近づいているのかもしれません。

【参考】
※1
必需品の価格上昇で家計に逆進的な負担発生(みずほリサーチ&テクノロジーズ)

※2
値下げ率46/281円=16.37%
カタギ食品 2021年3月末 (ごま)売上高 3,776百万円
単独値がないため、かどや精油株式会社(親会社) 2021年3月期決算説明会より算出
かどや精油株式会社 2021年3月期決算説明会

売上高減少額=3,776百万円×16.37%=618百万円
カタギ食品 2021年3月末 純利益 106百万円
カタギ食品株式会社の情報 | 官報決算データベース

文・関谷 信之/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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