目次
引っ越しで冷蔵庫を運ぶ際の注意点
引っ越し後は冷蔵庫の電源はいつ入れる?

引っ越しで冷蔵庫を運ぶ際の注意点

引っ越しの時冷蔵庫はどうする?運ぶ手順から準備まで徹底解説!
(画像=引用:pixabay、『工具男子』より引用)

続いては、引っ越しで冷蔵庫を運ぶ際の注意点です。引っ越し業者に依頼している場合はお任せで大丈夫ですが、少量の荷物だと自分一人で引っ越したり、家族や友達に手伝ってもらって引っ越しする方もおられます。自分たちで運ぶ場合は慣れていないので、注意点を確認して運びましょう。

運び方①ドアを固定

運び方の注意点1つ目は、ドアを固定しておくことです。冷蔵庫のドアは傾いていたり、運搬中の振動などで勝手に開いてしまうことがよくあるので、開かないように布テープなどで固定しておきましょう。

可能であれば中の棚なども固定してくと安全です。掃除が終わった時点でドアを固定しておくと、当日慌てなくて済みます。

運び方②設置場所の確認

続いての注意点は、設置場所の確認です。新しい家を決める際や引っ越し前に確認しておかなければならないのが、新居の玄関の幅と新たに冷蔵庫を置く場所です。そもそも新居の玄関の幅が狭く、持っている冷蔵庫が通らなければ運べません。ちゃんと運べるかを確認しましょう。

そして設置場所は、コンセントが届く位置にあるか、他の家具なども設置しても動きに問題がないか、背面の放熱スペースが取れるかなど、持っている冷蔵庫の寸法を測って新居でも置けるかどうかを確認をしておきましょう。

思っていたよりも通るスペースが狭くなってしまったり、コンセントが届かなかった、など運んでから思っていた通りに行かず配置を変えざるを得ないことになると面倒です。直射日光の当たる場所やガスコンロの近くも故障の原因になるので、設置場所をしっかり選んで決めておきましょう。

運び方③冷蔵庫を毛布で巻く

運び方の注意点3つ目は、冷蔵庫を毛布で巻くことです。引っ越し業者に依頼すると、冷蔵庫や他の家電も、毛布などでしっかり梱包してくれているのを見たことがある方も多いと思います。

冷蔵庫を毛布で巻くのは、運んでいる際に壁やドア、階段などにぶつけてしまうことが多いので、傷をつけないために巻いています。もし毛布なしだとぶつけた際に冷蔵庫が傷つくかもしれませんし、壁など家の方が傷つくこともあります。どちらからも守るために、毛布でくるみましょう。

運び方④横にしないで運ぶ

運び方の注意点、最後は横にしないで運ぶことです。横にした方が運びやすい場合も多いのですが、横にすると冷蔵庫の冷却システムにオイルが流れてしまい、故障する可能性があるため、縦のまま運ぶ必要があります。

ただ、玄関の高さなどから一時傾けて運んだりというのはよくあることなので、短時間なら傾けたり横にするのは大丈夫です。荷物の関係で横にして運搬したい場合があっても、トラックなどの荷台で横にするのは振動の面からもNGです。長時間横向きにしないように運びましょう。

引っ越し後は冷蔵庫の電源はいつ入れる?

引っ越し後、冷蔵庫はすぐに使いたいから電源を早く入れたい方も多いものです。しかし、運んですぐに電源を入れてしまうのはNGです。縦向きにそっと運んでも、車で運搬中などにも振動が起きます。

冷蔵庫内の冷却水は引っ越し後すぐは傾きや振動で不安定な状態になっているため、電源を入れると故障してしまう可能性があります。最低でも30分、出来れば1時間程時間を空けてから電源を入れと安心です。電源を入れるときは、まだ中身を入れずに冷やします。

中身を入れてしまうと冷やすのにさらに時間がかかってしまうことや、冷えるまでに時間がかかるので食品が傷んでしまう恐れがあります。夏場は特に、電源を入れてもなかなか冷えず、機種にもよりますが冷えるまで10時間くらいかかる場合もあります。しっかり冷えてから中身を入れるようにしましょう。