7.industry(35)

産業。業界。「space industry」や「The commercial satellite industry」といった使われ方をよく見かける。また、「academia and industry」で産学という意味になる。

8.missions(34)

第1回で登場した「mission」の複数形。しばしばひとつの衛星・探査機で複数のミッションを持っている。たとえば、かの有名な「はやぶさ」も、「微小重力下の天体表面の標本を採取すること」以外にも「イオンエンジンを主推進機関として用い、惑星間を航行すること」「光学情報を用いた自律的な航法と誘導で、接近・着陸すること」といった複数のミッションを掲げていた。

9.exploration(34)

探検。Google先生の解説によれば「未知の地域に(危険をおかして)踏み込んで、そこを調べること。」とのこと。宇宙開発は未知の領域ばかりである。NASA JPL研究所の小野さんの言葉を借りれば、「銀河系には約1000億個もの惑星が存在すると言われています。そのうち人類が歩いた惑星は地球のただひとつ。無人探査機が近くを通り過ぎただけのものを含めても、8個しかありません。人類の宇宙への旅は、まだ始まったばかり」なのだ。

ちなみにJAXAは「Japan Aerospace eXploration Agency」の頭文字をとったもので、「exploration」が入っている。

10.government(32)

政府。宇宙ビジネスを始めるためには、ロケット開発や衛星開発など初期投資が大きくなりやすく、開発期間が長いため投資回収の時間が長く自社投資も簡単にはいかない場合も多い。民間の宇宙開発が盛り上がってはいるものの、いまだに政府の影響力が大きい。

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以上、第3回「今週のSPACE ENGLISH」いかがだったでしょうか。

次回の「今週のSPACE ENGLISH」は4/29 (日)に4/15(日)~4/121(土)に公開されたSPACENEWS記事の最頻出英単語TOP10(これまでに紹介した英単語は除外)をご紹介します。

これまで英語が苦手でなかなか海外の宇宙ニュースを敬遠していたという方も、「今週のSPACE ENGLISH」で少しずつ宇宙英単語を学んで海外の宇宙ニュースにチャレンジしてみましょう!

提供元・宙畑

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