濃厚な「こってり」スープが人気のラーメンチェーン「天下一品」は、創業50周年特別企画として2月1日~28日までの期間限定で、「こってり」を超えた「超こってり」(税込1200円~/※地域により価格が異なる)を1日先着5名限定で販売。天一好きの記者は、どうしても食べたかったので、開店前のお店で並んできました。
開店30分前にお店に到着した記者。しかし、お店の前にはすでにお客さんが5人……。悲しみにうちひしがれて、その場で立ち尽くしていると、店員さんが出てきて「超こってりのお客様ですか?」と聞いてきたので「はい。そうです」と即答。すると、「それでは、本日はお客様までです」とまさかの言葉。
なんと、並んでいた5人の中に2人組のお客さんがいて、連れの人は別のメニューを頼むとのこと。なんという奇跡。その後、開店までの30分間、寒空の下でお店の前に立っていましたが、ワクワクとウキウキで食べられる喜びしか頭にありませんでした。
いよいよ、開店時間になって店内に入ると、店員さんから「超こってり」のお客さんに「ちょう中一」と書かれた伝票が渡されました。そして、席に着くとあらためてその他トッピングなどを聞かれましたが、記者はそのままで注文しました。
しばらくすると、来ました!待ちに待った「超こってり」!漆黒の専用のどんぶりにドロッドロのスープ。トッピングはネギのみとシンプル。ちなみに食レポでドロッドロという表現はマイナスかもしれませんが、天一好きの人は分かってくれると信じています。超ドロッドロです。それでは、いただきます!
まずはスープから。刻んだ玉ねぎの食感や甘みと濃厚な鶏がらの旨味が合わさって、美味い!ドロッドロの見た目とは裏腹に後味は比較的スッキリしています。これは玉ねぎのおかげなのでしょうか。
後は麺を食べるのみ!麺を持ち上げると、ドロッドロの超こってりスープが絡みつくというより、まとわりついている感じ。まさにスープと一緒に食べられます。そして、麺も食べやすいように通常の半分の長さになっているため、超こってりを心ゆくまで堪能できます。
美味しかった……。ここまでくると感動すら覚えます。天一のこってりは時々、無性に食べたくなってしまう中毒性があり、この超こってりもおそらくまた食べたくなるでしょう。というより、おかわりしたかった。
少しだけ残ったスープを名残惜しく思いながらも飲み干すと、お馴染みの「明日もお待ちしてます」の文字。これはいつも思うけれども嬉しい。
なお、「超こってり」の販売場所は天下一品総本店をのぞく全国の天下一品店舗。また、予約不可で、1人1杯まで、並ラーメンのみの提供となっています。
(取材・撮影:佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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