個人事業主とフリーランスが支払う税金の種類

個人事業主とフリーランスが支払うおもな税金の種類は以下のとおりです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 消費税
  • 個人事業税

前者3つは当然のものですが、個人事業主として発生する可能性のある税として「個人事業税」が存在します。個人事業税とは地方税の一種であり、個人事業主が日々の業務を行ううえで使用する行政サービスに関して、発生した経費の一部を負担するものです。

毎年しっかり確定申告をしている方は、あらためて個人事業税の申告をする必要はありません。確定申告後、各都道府県から送付される「納税通知書」にしたがって納税するのが一般的です(年2回/8月と11月)。

なお、課税されるのは前もって定められた70業種に限られます。「東京都主税局」による以下の表をご参照ください。

個人事業主とフリーランスの違いは?実は微妙に異なる意味
(画像=▲参照:東京都主税局、『Workship MAGAZINE』より 引用)

個人事業主とフリーランスが受けられる社会保障

個人事業主とフリーランスが受けられるおもな社会保障は以下のとおりです。

  • (国民)年金
  • (国民)健康保険

個人事業主やフリーランスであっても、年金や健康保険に加入できます。ただし全額自己負担であることを把握しておきましょう。

将来的に個人事業主またはフリーランスとして独立する予定の人は、社会保障の面からも十分な検討を重ねる必要があります。

なお会社員の場合、雇用保険や労災保険などの社会保障も備わっていますが、個人事業主やフリーランスについてはそれぞれ個別で任意加入する必要があります。

おわりに

個人事業主とフリーランスの違いを解説しました。

それぞれの特徴やメリット/デメリットを確認した上で、自身のキャリア構築のため参考にしていただければ幸いです。

文・北村有 編集・Sato Mizuki/提供元・Workship MAGAZINE

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