登場人物と関係
これからドラマを見る方に、登場人物と関係をざっくり解説します。
黒板五郎(田中邦衛) 純と螢の父
黒板純(吉岡秀隆) 東京と北海道で揺れ動く
黒板蛍(中嶋朋子) 父親っ子
雪子(竹下景子) 令子の妹。純と螢をかわいがる
令子(いしだあゆみ) 五郎の元妻、純と螢の母
北村草太(岩城滉一) 雪子に恋をする
北村清吉(大滝秀治) 草太の父
中畑和夫(地井武男) 五郎の親友
など、たくさんの豪華キャストが勢揃いです。
いまも魅了するわけ
このドラマは、お金を出せばなんでも買えてなんでも揃う。そして流行が過ぎたら捨ててまた買う。
物を無駄にしている、資源を無駄にしている現代人に、お金で買えない大切なものや自然のありがたみを説いています。
五郎さんの言葉一つ一つに、大切な意味や想いが込められていて、このドラマを何度見返しても心の深いところにぐさっと突き刺さり思考や生活を改めて考え直させられるきっかけになります。
地球が悲鳴を上げ始めてから、資源を大切にする事や今ある物を直して使う事を言い始める日本ですが、もっともっと前から、五郎さんや倉本聡さんは気がついていた事なのですよね。
“どうしても欲しいもんがあったら、自分で工夫してつくってくんです。つくるのがどうしても面倒くさかったら、それはたいして欲しくないってことです”
という五郎さんの言葉をも大切にしていくべきだと思います。