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発炎筒 ー火薬タイプとLEDタイプについて
命を守るために携帯しよう

発炎筒 ー火薬タイプとLEDタイプについて

高速道路ではバイクも三角停止板や発炎筒は義務なの? 命を守る器材を持とう!
(画像=『Moto Megane』より引用)

化薬タイプのものが主流の発炎筒ですが、現在はLEDタイプも登場しています。
ここで気になるのが、火薬式のものとLED式のもの、どちらを持つべきかということですが……

結論から言ってしまうと、時と場合によります。
ということで、LEDタイプと火薬タイプ、それぞれのメリット&デメリットを紹介しましょう。

高速道路ではバイクも三角停止板や発炎筒は義務なの? 命を守る器材を持とう!
(画像=『Moto Megane』より引用)

※今回は実際に焚いて実験することができませんでしたが、「雨量50 mm/hで点火したとき、正常に着火し、かつ、燃焼が中断しない」という自動車用緊急保安円筒JISD5711にて規定されている実験をクリアしているとのことです。

視認可能距離に関しては火薬タイプの圧勝。
特に昼間に関しては、LEDタイプはほとんど無力と言っても良いかもしれません。

対して雨天時、火薬タイプは湿気に弱いため、濡れてしまうと点火することができません。また点火後に濡れた場合も、消えてしまうおそれがあります。
その点LEDタイプは雨の中でも使うことができます。

また継続時間と使用期限に関しては、LEDタイプは電池さえ替えてしまえば半永久的。火薬タイプと比較すると断然長く使うことができます。

これらをおおまかに分類すると「使い勝手の良いLEDタイプ」「視認性の良い火薬タイプ」と言えるでしょう。

命を守るために携帯しよう

高速道路ではバイクも三角停止板や発炎筒は義務なの? 命を守る器材を持とう!
(画像=『Moto Megane』より引用)

今回の記事では三角表示板、そして発炎筒の大切さと効果を紹介しました。

バイクに乗ることで得られる体験や経験は何ものにも代え難いものです。反面、身体が剥き出しであるがゆえ事故や故障といったトラブルの時には、自動車以上にリスクは大きくなってしまいます。
命を守るため、特に高速走行時は三角表示板と発炎筒を携帯するようにしましょう。

普段は荷物が増えて邪魔に感じるかもしれませんが、いつか訪れるトラブル時に必ず役に立つはずです!

提供元・Moto Megane

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