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三角停止板があればこんなによく見える!
発炎筒(非常信号灯)って必要なの?
三角停止板があればこんなによく見える!
せっかくなので、ひとつ実験をしてみましょう。
三角停止板がある場合とない場合、遠くから見るとどれぐらい視認性が変わるのでしょうか。
まずは、三角停止板ナシ・昼間
三角停止板アリ・昼間
明るいため車体の存在は目に入りますが、ひと目では走っているのか停車しているのか判別がつきません。
しかし三角停止板を置くことで、赤い三角が車体以上に目立って見えます。
「ここに故障車がある」ということをひと目で理解してもらうことができ、追突による二次事故を防ぐことに繋がるのです。
続いては夜間の視認性を見てみましょう。
まずは、三角停止板ナシ・夜間
三角停止板アリ・夜間
夜間は言わずもがな。車体の存在は昼間よりも更に認識しにくく、事故の原因になりやすいことがわかります。
三角停止板には反射材が使用されているため、暗い場所でも認識しやすく作られています。
明らかに違いが出ていることが伝わるのではないでしょうか。
高木はるか 今回の実験では三角停止板の設置のみですが、故障などでの停車時には必ずハザードも焚きましょう。
とにかく故障車の存在を後続車に伝えることが重要です!
発炎筒(非常信号灯)って必要なの?
発炎筒(非常信号灯)とは鮮やかな赤い光をあげ、周囲に危険を知らせるための筒状の道具です。
自動車には設置義務がありますが、バイクへの設置は任意。つまり必須アイテムというわけではありません。
しかし、特に夜間のトラブル時での効果は抜群。赤い光で瞬時に危険を伝えることができるため、荷物に余裕がある方は所持しておいた方が安心です。
今回はエーモンの非常信号灯(No.6904)を借りました。
LEDタイプで単4電池2つを使用します。連続使用時間は8時間、電池込で86gとかなり軽量・コンパクト。
電池ケースの蓋にパッキンがついているため、雨の中でも使用することができる優れものです。
本体の底面に磁石が入っているため、車体の金属部分に張り付けて使うこともできます。
試しに冷蔵庫に張り付けてみましたが、しっかりくっついてくれました!
先ほど三角停止板の実験をした際、追加でこちらの非常信号灯を追加で使用してみました。
懐中電灯で光を当てた場合はこんな感じ。
また、懐中電灯ナシでもここまで存在感があります。
発炎筒を使うことで鋭く鮮やかな赤色の光が点灯してかなり目立ち、周囲に危険を知らせることができます。
義務ではありませんが、特に夜間のライディングが多い方は携帯したいアイテムですね。