やりたくない仕事を我慢してでも続けるべきなのか、悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。仕事を辞めるのは簡単ですが、実は仕事を続けた方が良いケースも存在します。そこで今回は、やりたくない仕事を続けるべき理由と、やりたくない仕事を辞める際の判断基準を解説していきます。

目次
やりたくない仕事をしていると幸福度が下がる?
やりたくない仕事を続けるべき理由

やりたくない仕事をしていると幸福度が下がる?

我慢してでもやりたくない仕事を続けるべき⁈辞めるかの判断基準を解説!
(画像=『工具男子』より引用)

やりたくない仕事をしているから「ストレスがたまる」と感じている方は多いですが、実は、やりたくない仕事をしているからストレスがたまったり、幸福度が下がるわけではありません。

なぜなら好きな仕事に就いたとしても、出社してから退社するまでの全ての時間が楽しい訳ではないからです。実際に、「楽しいと感じるのは、ほんのひと時」「仕事は好きだけど、やりたくない業務がたくさんある」といったケースはよくあります。

つまり、「好きな仕事に就いたとしても少なからず理想と現実のギャップが生じる」と割り切ることが大切です。そのため、やりたくない仕事を除いて仕事を選びましょう。そうすることで、幸福度のアップにつなげることができます。

やりたくない仕事を続けるべき理由

我慢してでもやりたくない仕事を続けるべき⁈辞めるかの判断基準を解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ここでは、やりたくない仕事でも「辞めずに続けた方が良い」と言われているのはなぜなのか、理由を解説していきます。

理由①とりあえず3年論

仕事は継続することで一人前になれるという「とりあえず3年論」というものがあります。しかし、向いていない仕事を我慢して続けたところで実力は上がらないことが科学的に証明されています。

この根拠のない「とりあえず3年論」が根付いていることに加え、短期間で辞めると次の仕事を見つける時に印象が悪いといった理由もあるようです。

理由②逃げ腰がついてしまう

我慢してでもやりたくない仕事を続けるべき⁈辞めるかの判断基準を解説!
(画像=『工具男子』より引用)

「仕事が嫌になったらすぐに辞める」を繰り返していると、逃げ腰がつくからというのも理由のひとつになります。

しかし、過度なストレスを感じていたり、できる限りの努力や工夫をしても仕事が向いていないという場合もあるので、辞めることが悪いとは言い切れません。

どんな仕事にもやりたくない事は出てくるので、やりたくないことを工夫して解決する力を磨いていくことが大切だと言えるでしょう。

理由③高い忍耐力と精神力を持っている

どの分野の仕事もはじめから結果を出すのはとても難しく、しばらくは低飛行し続けます。しかし、変化には必ずタイムラグがあり、やり続けていくと一気に成果が出る瞬間がきます。

つまり、仕事に対する忍耐力と精神力は成果を出そうとする時に必要な土台となり、ほとんどの人はすでに忍耐力や精神力を持っています。今現在仕事がうまくいってないとしても、近いうちに成果が出る可能性がある点も理由のひとつと言えるでしょう。

理由④みんなやりたくない仕事をしている

我慢してでもやりたくない仕事を続けるべき⁈辞めるかの判断基準を解説!
(画像=『工具男子』より引用)

「みんなやりたくない仕事をしている」という理由で仕事を続ける人もいます。例えば、同じ職場の場合だと「みんな辛い思いをしている」「昔の方がもっと大変だったから」といった理由をつけてしまうパターンです。

しかし、将来のことを考えれば、必要以上に我慢を積み重ねるのは避けた方が良いです。人の意見に左右されすぎないように注意しましょう。