目次
ハッシュタグの正しい付け方
ハッシュタグの効果的な使い方

ハッシュタグの正しい付け方

いざハッシュタグを付けて投稿しようとしても、付けたはずのハッシュタグが機能していないことや、逆効果で投稿が見られにくくなることも珍しくありません。これはハッシュタグの付け方を誤っていることによって発生します。

ここでは、よくあるハッシュタグを付ける際の誤りと、適切な対応について解説します。

前後にスペースを入れない

ハッシュタグを付ける際に、「# グルメ」のように「#」とキーワードの間にスペースを入れると機能しません。必ず「#グルメ」のように、スペースを入れずに使いましょう。

また、逆に単語の後ろには半角のスペースが必要です。2つのハッシュタグを並べる際に、「#グルメ#東京」のように半角スペースがない場合は、「グルメ」も「東京」もハッシュタグとして認識されません。ハッシュタグを2つ並べて投稿する場合には、「#グルメ #東京 」のようにキーワードの後ろに必ず半角スペースを入れましょう。ハッシュタグとして認識された場合、ハッシュタグが青文字になります。ハッシュタグと認識されていることを、チェックしてから投稿するよう心掛けましょう。

大量に付けすぎない

一見、より多くのハッシュタグを付けた方が、より多くのユーザーに投稿を届けられると思うでしょう。しかしハッシュタグを大量に付けてしまうと、ターゲットがブレてしまったり、スパム認定を受けてしまったりと、投稿の拡散に不利な現象が起きます。

投稿にハッシュタグを付ける際は、必ず投稿を届けたいターゲットに適したもののみを付けましょう。Instagramでは10〜12個、Twitterでは3つ程度が目安です。

ハッシュタグの効果的な使い方

ここまで、ハッシュタグを付ける際のポイントや注意点について解説しました。ハッシュタグの効果は、単にターゲットに投稿を届けやすくなることだけに留まりません。

ここからは、ハッシュタグの効果的な使い方について解説します。

自社のキャンペーンやプロモーションを開催する

オリジナルのハッシュタグを作り、自社のキャンペーンやプロモーションを開催できます。例として「茶屋町スロウデイ2021」を見てみましょう。こちらのキャンペーンでは、抽選参加条件に、イベントの公式SNSアカウントをフォローした上で、特定のオリジナルハッシュタグを付けて、写真を投稿することとしています。その結果、多くのユーザーが特定のハッシュタグを付けて投稿を行い、ハッシュタグ経由でイベントを知るユーザーが多く生まれました。

このようにハッシュタグを用いたキャンペーンやプロモーションは、多くのユーザーの認知を得ることに非常に効果的です。

エンゲージメント率を高める

エンゲージメント率とは、投稿に対していいねやコメントなどユーザーが反応したかの指標です。ハッシュタグの中には、エンゲージメント率を高めるものも多くあります。特に、抽選系のキャンペーンやプロモーションを行った上で、「#コメントで参戦 」のようなハッシュタグを付けることで、ユーザーがコメントを行う確率が上がります。

反応を促すハッシュタグは積極的に利用しましょう。

投稿数の集計

TwitterやInstagramでは、検索窓にハッシュタグの付いたキーワードを入力すると、そのハッシュタグが付いたキーワードの投稿数を確認できます。そのため、ハッシュタグは後からそのハッシュタグが付いた投稿を集計するためにも利用可能です。

たとえば、前述の「茶屋町スロウデイ2021」では、オリジナルのハッシュタグとして、「#茶屋町スロウデイ2021 」を作りました。このハッシュタグの付いた投稿数を見れば、どれくらいのユーザーにイベントの訴求ができているのかが一目で分かります。

このように、ハッシュタグは関連する投稿がどれくらいあるかを、簡単に調べられるようにできるのです。

自社に関連性の高いインフルエンサーの発見

SNSマーケティングでは、インフルエンサーとのタイアップは必要不可欠な施策の1つです。インフルエンサーとのタイアップを成功するためには、フォロワー層が自社商品のターゲットに合ったインフルエンサーを探す必要があります。

そこで、活用できるのがハッシュタグです。自社商品のターゲットが利用しているハッシュタグで検索して、多くのエンゲージメントを集めているインフルエンサーに依頼しましょう。この手順でインフルエンサーを採用することで、効果的にターゲットに自社商品のアピールを行えます。