マイナンバーカード取得後の更新作業は意外と面倒くさい!
マイナンバーカードには10年の有効期限があるのをご存じだろうか? 発行から10回目の誕生日が来る前に更新しなければ、その後身分証明書としては使えなくなる。
しかも、20歳未満の場合は5年に1回更新する必要があるので、取得後が意外と面倒くさいのだ。
マイナンバーカードの更新は、有効期限(誕生日)が来る2~3カ月前からスマホやパソコン、郵送などで申請できるが、マイナンバーカードの受け取りは、役所に出向いて受け取る必要がある。
さらに、マイナンバーカード本体の更新とは別に、電子証明書(公的個人認証サービス)の有効期限も5年ごとに更新する必要がある。初回はマイナンバーカードの有効期限より5年も早く電子証明書の期限が来るのが厄介だ。
電子証明書の有効期限は発行から5回目の誕生日かマイナンバーカードの有効期限のいずれか早い日となり、役所に出向いて更新することになる。
もちろん、電子証明書が切れても身分証明書としては使えるが、e-Taxでの申請やコンビニでの住民票の発行、健康保険証利用などができなくなるので注意したい。

結局、マイナポイント第2弾で2万円もらえるのが最大のメリットなのか?
いかがだろうか? マイナンバーカードは今後さらに便利に使えるようになる。しかも、マイナポイント第2弾では最大1人2万円ももらえるのは大きなメリットだろう。
だが、マイナンバーカード1枚に健康保険証や運転免許書、学生証などが集約されて便利になるにつれ、万一のときの被害が大きくなるのが最大のデメリットとなる。また、5年~10年で更新するのに、わざわざ役所に行く必要があるのも面倒くさい。
とはいえ、社会人なら今後はマイナンバーカードを持っていないと、何かと不便になるはずだ。マイナンバーカードのメリットとデメリットをきちんと理解したうえで、今から取得しようと思った人は申請してほしい。
●地方公共団体情報システム機構「マイナンバーカード総合サイト」(公式)
●内閣府「マイナンバーカード制度導入後のロードマップ(案)」(公式)
文・藤原博文/提供元・オトナライフ
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