アナタはマイナンバーカードを持っているだろうか? 2022年1月1日時点でマイナンバーカードの交付枚数は5,100万枚を突破! すでに国民の41%が所有しており、もはや社会人ならマイナンバーカードを持っていないと恥ずかしい状況になりつつある。そこで今回は、今さら聞けないマイナンバーカードのメリット&デメリットを紹介しよう。

そもそも「マイナンバーカード」って何なの?

そもそもマイナンバーカードとは12桁の「マイナンバー(個人番号)」が記載されているICチップ付プラスチック製身分証明書のこと。

過去には「国民総背番号制に反対!」なんて言っている人もいたが、マイナンバー(個人番号)はとっくに国民全員に発行されており、マイナンバーカードはそれを証明するためのものである。

たとえば、会社に就職するときはマイナンバーの提示を求められるが、そのときもマイナンバーカードがあれば、わざわざ役所に行ってマイナンバーが記された住民票を取得する必要はない。

マイナンバーカードの表面には本人の顔写真や氏名、住所、生年月日、性別などが記載されており、裏面にはマイナンバーが記載されている。そのため、運転免許証やパスポートなどを持っていない人にとっては、顔写真付きの身分証明書として使えるのだ。

「マイナンバーカード」のメリット&デメリット、すでに国民の41%以上が所有
(画像=(Image:kojinbango-card.go.jp) マイナンバー導入時に郵送されてきた「通知カード」は身分証明書とは使えないが、顔写真付きのマイナンバーカードを取得すれば「身分証明書」として使用できる、『オトナライフ』より 引用)

マイナンバーカードのメリットはたくさんある!

マイナンバーカードの基本機能としては、まず、役所に行かなくても住民票や印鑑証明書を全国5万5,000店舗のコンビニに設置されたマルチコピー機で簡単に取得できることが挙げられる。

昔、自治体ごとに同じような機能を持つICカード「住基カード」が発行されていたが、今は日本全国共通のマイナンバーカードがその代わりになっているというわけだ。

マイナンバーカードは、ICカードに暗号化された情報が含まれているため、ほかにもさまざまな機能を追加して持たせることができる。

たとえば、フリーターや個人事業主になると、毎年自分で確定申告する必要があるが、そんなときも、マイナンバーカードがあれば、パソコンからe-Taxでスマートに手続きすることができるのだ。

しかも、パソコンで確定申告するとき、以前はICカードリーダーを別途購入してマイナンバーカードを読み取る必要があったが、現在は、スマホのマイナポータルアプリでQRコードを読み取れば、簡単にe-Tax送信ができるようになっている。

「マイナンバーカード」のメリット&デメリット、すでに国民の41%以上が所有
(画像=こちらはコンビニにあるマルチコピー機。マイナンバーカードをICカードリーダーにタッチすることで、ディスプレイの「行政サービス」から手軽に「住民票」や「印鑑証明書」を発行できる、『オトナライフ』より 引用)
「マイナンバーカード」のメリット&デメリット、すでに国民の41%以上が所有
(画像=確定申告などの行政サービスを利用するときも、マイナンバーカードがあれば自宅で申請できる。しかも、今ではICカードリーダーがなくても、スマホのアプリでe-Tax送信することが可能になっている、『オトナライフ』より 引用)