フリーランスになろうか悩んでいる人のよくある疑問
フリーランスを目指そうと思ったとき、「ぶっちゃけこれってどうなってるの?」と気になる点が出てくることもあるかもしれません。
そこで、以下4つのよくある疑問に関してまとめました!
・営業して仕事を獲得するには、どうすればいいの?
・確定申告ができるか不安だけど、自分でできるもの?
・実際、フリーランスになるとどのぐらいの収入が得られるの?
・請求書とか作ったことないけど、簡単に作れる?
「ざっくり回答 + 詳細が分かる参考記事」をベースにまとめているので、とくに気になる点から読み進めてみてください。
Q1. 営業して仕事を獲得するには、どうすればいいの?
仕事の獲得を目指すなら、以下のステップで進めることをおすすめします。
01.自分が持っているスキルを棚卸しする
02.営業方法ごとに実際に営業する
03.クライアントの目に留まる提案文を磨き上げる
営業をする上で鍵となるのが、自分が持っているスキルを棚卸しすることです。自分の強みや弱み、経験、実績などを整理することで、どんな仕事を受けられそうかイメージしやすくなります。
整理ができたら、実際に営業してみましょう。具体的な営業術については「【連載】6人の先輩に聞いた、フリーランスの営業術」にてケーススタディとともに解説しています。
また営業するときは、魅力的な提案文が作れることも重要です。提案文では、以下の点を押さえた文章を作りましょう。
▼提案文を作る上で押さえておきたいポイント
1.自分がどんな人でなぜ案件に応募したのか伝える
2.募集している案件に近い実績があれば厳選して伝える
3.募集していた案件にどのような形で貢献できるか伝える
Q2. 確定申告ができるか不安だけど、自分でできるもの?
「確定申告」と聞くと難しそうに感じたり、不安に思ったりする人もいるかもしれません。
筆者もフリーランスになる前は不安が頭をよぎりましたが、ご安心ください。確定申告の方法が分からない方に向けて、いくつもの手助けが用意されています。
▼ 確定申告をスムーズに進める手助けの例
1.各地の税務署で相談ができる「確定申告相談会」
2.クラウド会計ソフト主催の「確定申告に関するオンラインセミナー」
3.税理士への「確定申告の相談や依頼」
なみに筆者はクラウド会計ソフトの『freee会計』を利用しており、駆け出しフリーランスの頃はオンラインセミナーを見てから確定申告をしていました。
ツールの使い方や、ツール上でどうやって入力すべきかなどを事細かに補足してくれるので大変ありがたかったです。
また収入や支出の登録がしやすいこともあり、帳簿付けなどが不安な方はクラウド会計ソフトの利用をおすすめします。
Q3. 実際、フリーランスになるとどのぐらいの収入が得られるの?
残念ながら職種やスキルによって大きく収入が変わるため、一概に「これぐらい稼げる」と言い切ることはできません。参考までにいくつかのデータを元に、年収の目安をご紹介します。
年収に関する情報 | 出典データ |
・副業ワーカー:62.3万円 週5.7時間稼働 ・複業ワーカー:102.8万円 週9.9時間稼働 ・個人事業主:297.5万円 週27.4時間稼働 |
ランサーズ 「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」 |
・年収200万円未満のフリーランス:22.5% ・年収200万円~400万円のフリーランス:22.5% ・年収400万円~600万円のフリーランス:19.9% ・年収600万円~800万円のフリーランス:11.6% ・年収800万円~1000万円のフリーランス:10.0% ・年収1000万円以上のフリーランス:11.8% |
フリーランス協会 「フリーランス白書2020」 |
国税庁が発表した「令和2年分民間給与実態統計調査 -調査結果報告-」によると、正規社員の平均年収が「496万円」となっているため、平均年収だけで見ると会社員よりもフリーランスの方が少ないようにも見えます。
しかしフリーランスの場合は、
仕事している場所によっては、家賃や水道光熱費も経費になる iDeCoや小規模企業共済なども経費計上できる(最大で年間165万円) といったこともあり、「経費」や「控除」を含めて考えるとどちらがよいとは言い切れないのが実情です。
Q4. 請求書とか作ったことないけど、簡単に作れる?
結論から言うと、簡単に作れます。必要項目を入力するだけで請求書を作れるサービスも多いですし、テンプレートも配布されています。
また請求書を作成/管理できるサービスのヘルプページは充実していますし、分からないことがあれば問い合わせすることも可能です。
まとめ
今回は、
・フリーランスの概要や特徴
・フリーランスの職種例と仕事内容
・フリーランスになる前に最低限押さえたいポイント
・フリーランスになったあとやるべき手続きや準備
・フリーランスになろうか悩んでいる人のよくある疑問
の流れでフリーランスに興味がある方向けの情報をまとめて解説しました。
筆者はこれといった準備をせずフリーランスになったため、「もっと早く知りたかった……」と悩む場面が多かったです。
私自身、働き方の選択肢の一つとして、フリーランスは最高だと思っています。今回の記事を読むことで、フリーランスという働き方に関して悩む人が1人でも減れば嬉しいです。
文・執筆:しろ 編集:mozuku/提供元・Workship MAGAZINE
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