日本語以外を音声入力する場合は言語を変更する

Wordの音声入力は、さまざまな言語に対応しています。日本語以外を音声入力する際は、言語の設定を変更しましょう。

Wordで音声入力する方法|ディクテーションの方法や、言語の変更方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

まずは、「ホーム」タブ内にある「ディクテーション」ボタンをクリック。

Wordで音声入力する方法|ディクテーションの方法や、言語の変更方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

画面の下側に音声入力のダイアログボックスが表示されるので、左側の歯車ボタンをクリックしてください。「話し手の言語」の下のラジオボタンを開き、26種類から設定したい言語を選択します。

Wordで音声入力する方法|ディクテーションの方法や、言語の変更方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

表示されている「話し手の言語」が変更したい言語に変わっていたら設定は完了です。

Wordで音声入力を活用するときの3つのポイント

便利な音声入力機能ですが、問題なく使用するためには気を付けるべき点が3つあります。効率的かつスムーズに作業を終えるために以下のポイントを意識してみてください。

1.マイクを使うことで認識率が向上する

Wordで音声入力を活用するときの1つ目のポイントは、マイクを使うことで認識率を向上させることです。

パソコンに内蔵されたマイクでも音声入力機能は使用できますが、認識率はやや低め。より確実に音声での文章作成をしたい場合は、マイク付きのイヤホンやヘッドホンを使用しましょう。

特に、Windows10の標準機能で音声入力をする際は、マイクの種類を設定できます。使用しているヘッドセットマイクやデスクトップマイクを選べば、認識率も向上しやすいのでおすすめです。

2.ゆっくりめにはっきりと発音することで認識率が向上する

Wordで音声入力を活用するときの2つ目のポイントは、ゆっくりめにはっきりと発音することです。

音声入力機能では、音声に対して内部での処理が発生するため文章として文字に起こされるまでに多少のラグが生じます。普段会話をするようなスピードや発音だと機械が聞き取りにくいため、認識率を向上させたい場合はゆっくり・ハキハキと喋りましょう。

一音ずつ聞き取りやすいよう意識するのもポイントです。

3.音声入力をした後、修正は必要

Wordで音声入力を活用するときの3つ目のポイントは、音声入力をした後、修正は必要ということです。

マイクを使用したり、ゆっくり・はっきりと喋ったりしても必ず音声入力時にミスが生まれます。例えば、漢字の変換が違ったり、文字が抜けていたりなどがあげられます。

一文を音声入力したらキーボードで修正を繰り返して作業を行うのがおすすめ。音声の入力だけで完璧な作業を効率よくこなすことは困難ですが、手打ち入力と合わせることで比較的スムーズに文章を作成できます。