取材後の感想
しいたけは「森のダイヤ」と言われることに納得しました。
- 乾しいたけは単に保存のために作られているのではなく、生よりも乾しいたけの方が栄養があること
- 旨み成分であるアミノ酸の一種グアニル酸はしいたけ特有のもので、かつ乾しいたけでないと生まれないこと
- 旨みの詰まったしいたけは食事のメインになりうること
中華料理でも、しいたけエキスは活かされていますね。出汁の王様ともいえるかもしれません。
姫野一郎商店に伺ったところでは、おいしいしいたけの見分け方として2つあるそうです。
- しいたけの裏が山吹色であること
- かさに光沢があること
デパートなどで贈答用に売られている乾しいたけはとても高いというイメージがありました。姫野一郎商店で売られている乾しいたけはそれほど高いという印象を持ちませんでしたが、これは直売だからだそうです。
140年間、しいたけ一筋で来られた姫野一郎商店は大分県竹田市にあります。現地まで行けなくても、通販でもお店の価格で買うことができるそうです(※送料は別)。ご自宅で食べるなら、私が買った徳用肉厚(1,080円)がおすすめです。袋の中から「森のダイヤ」がごろごろ出てきますよ。
乾しいたけを戻すときは、くれぐれも、冷水(5度位)で、冷蔵庫の中で、じっくり(5時間~12時間)かけて戻してください。
それがしいたけをおいしくするための一番のコツですよ。
姫野一郎商店 基本情報
- 住所:大分県竹田市竹田町239
- TEL:0974-63-2385
文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介