不動産投資と聞くと「騙されそう」「失敗しそう」「リスクが多そう」など、マイナスなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

実は、不動産投資はリスク対策をしながら運用可能で、節税対策や将来の年金対策もできる投資方法です。

若い人のなかには、投資なんてまだ早いのでは?と感じる方も多いと思います。

しかし、不動産投資は正しい情報と知識を持って運用することで、長期的に家賃収入を得ることができるので、若いうちから知っておいて損はない投資方法と言えるでしょう。

ここでは、そんな不動産投資について、仕組みやメリット、考えられるリスクなどを解説します。

そもそも「不動産投資」とは?

不動産投資は”リスク対策”しながら運用できることを知っていますか?年金や税金対策にもなり得る不動産投資の基本を教えます!
(画像=『CarMe』より 引用)

「不動産投資」とは、利益を得る目的でワンルームマンションやアパートなどの不動産物件に資金を投下して物件を購入し、運用することです。

もちろん、物件を購入するだけでは利益を得ることはできません。

その物件を購入した金額以上の価格で売買したり、他の人に貸し出して家賃収入を得たり、といった方法で利益を得ることが可能です。

不動産投資の仕組み

不動産投資は”リスク対策”しながら運用できることを知っていますか?年金や税金対策にもなり得る不動産投資の基本を教えます!
(画像=『CarMe』より 引用)

不動産投資には、物件に投資した金額以上で売却して、その差額分の利益”キャピタルゲイン”を得る方法と、購入した物件を他の人に貸し出すことで、継続的に得ることができる家賃収入の利益”インカムゲイン”を得る方法があります。

以前のようなバブル期においては、不動産の価格上昇が見込めたため、キャピタルゲインを得る方法が主流となっていましたが、昨今においては、不動産価格の高騰が期待できないため、継続的に家賃収入を得る=インカムゲインを得る方法が主流となっています。

不動産投資の賃貸管理

不動産投資は”リスク対策”しながら運用できることを知っていますか?年金や税金対策にもなり得る不動産投資の基本を教えます!
(画像=『CarMe』より 引用)

不動産投資を行う際、賃貸管理を管理会社に委託することが多く見受けられます。

賃貸管理契約には、管理委託契約とサブリース契約(※)の2種類が存在します。

管理委託契約は、入居者募集や契約・更新手続き、入居者対応などを手配を一括して不動産管理会社が行う契約のことです。業者にもよりますが、家賃の3〜5%程度の手数料で委託可能です。

しかし、物件が空室となった場合は、家賃収入を得られません。ローンを組んでいる場合には、自分の資金から返済を行わなければなりません。

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(画像=『CarMe』より 引用)

一方、サブリース契約は、管理会社が物件を借り上げて、入居者へ転貸する仕組みのことです。

実際には物件が空室となっても家賃収入を得ることができるため、空室リスクを回避し、安定的な収益を得ることが可能となっています。

しかし、業者にもよりますが、手数料は家賃の8〜10%と管理委託契約と比べて高めに設定されています。

どちらにもメリットとデメリットがあるため、物件や状況によって選択することが大切です。

※ サブリース契約では、更新時期に関わらず借地借家法第32条の規定に基づき賃料の減額請求がされる可能性があります。また、借地借家法の規定により契約期間中に不動産管理会社側から解約することがありますが、オーナー様からの解約に対しては「正当事由」が必要となります。