我が家のボードゲーム
では、私の家にある人気ボードゲームを少し紹介します。今では大きくなった子供達の成長過程で贈られたものが主なので、現在の改訂版と装丁が異なるのは、ご愛嬌でお許し下さいね!
殺人犯を追う推理ゲームの「クルード(Cluedo 1949)」、迷路の一部をつなぎながら宝物を集めて脱出する「ラビリンス(Labyrinthe 1986)」、有名写真誌がゲーム化した美景カードとクイズが勉強になる「ジェオ(GEO)」、珍回答が若者に人気のテレビ番組から生まれた「バーガークイズ(Burger Quiz 2002)」は、ケチャップ組とマヨネーズ組との対戦方式です。
人気のゲームには、親世代が自身の子供時代に遊んだものを子供に贈る殿堂入り的なものもあれば、若者間で評判になって流行する新しいタイプもあります。
最新人気のボードゲーム
近年の流行は、エスケープ(脱出)ゲームです。エスケープゲームは、実際のアトラクションとして、コロナ出現までは大流行の兆しをみせていました。小グループの参加者が、ひとつのミッション達成に向かって、謎解きしながら部屋または場所を移動して、制限時間内にミッションを達成できれば勝利です。
この休暇を盛り上げてくれたのは「アンロック!(Unlock ! 2017)」という新タイプの脱出ボードゲーム。2017年にフランスのゲーム大賞AS D'OR を受賞して以来、様々なバージョンが出ている若者に大人気シリーズです。若者ではない私は全く知らなくて、実際プレイしてみて、その進化に驚いてしまいました。
<怪盗ルパンの謎を追いレトロパリをゆく(Arsène Lupin et le Grand Diamant Blanc)>
このシリーズには携帯電話が必須で、専用アプリに接続してからゲームを開始します。参加者全員が知恵を出し合って、多数のカードに描かれた数々の謎を解き進んで、一時間内にミッションを達成できたら勝ち。
アプリは、残り時間のタイマー提示の他、打ち込んだ回答数字が正解なら次の指示を告知したり、難問にはヒントをくれたりします。ゲームにあったBGMが流れ、時には音声問題もあって、まるでアトラクションハウスにいる気分。難問が解けた時には全員から歓声があがり、大いに盛り上がりました。あまりゲームに熱中することのない私たちもすごく楽しめたので、ぜひトライしてみてください。ただし時間内に勝利するには、携帯アプリを迅速に操作する若者は必要かも?