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そもそも腹筋とは?部位別説明
腹筋を鍛えシックスパックを得るには何が必要?
腹筋トレーニングをしてシックスパッドを作りたい、お腹を引き締めたいと思う方は多いのではないでしょうか?
今回はそもそもどうすれば腹筋を効率的に鍛える事ができるの理論と、具体的に家でできるトレーニングを動画でご紹介します。
そもそも腹筋とは?部位別説明
▼腹筋の構造は4種類
①身体の真ん中(全面)に上下に長く付いている大きな筋肉が腹直筋
②胸の下あたりから足の付根にかけて左右に長く付いている筋肉が外腹斜筋
③ウエストの少し上あたりから足の付根まで付いている内側にある筋肉が内腹斜筋
④お腹全体を覆っている広い筋肉が腹横筋
腹直筋と外腹斜筋は通称「アウターマッスル」、腹横筋と内腹斜筋は通称「インナーマッスル」といいます。
■アウターマッスル
・腹直筋 お腹の表層にある筋肉でいわゆる「シックスパック」と呼ばれる部分。体幹を屈曲・回旋・側屈させる作用や、腹圧を加える働きがあります。
・外腹斜筋 お腹の側側にあり、肋骨と胸郭の引き下げや脊柱の屈曲・骨盤を引き上げたりする作用があります。
インナーマッスル
・内腹斜筋
外腹斜筋の下側にあり、外腹斜筋の補助の筋肉として同様の作用をします。
・腹直筋 腹横筋は腹筋群の一番深い層に位置しており、肋骨の下方に引き下げたり腹圧を上昇させる作用もあります。
腹筋を鍛えシックスパックを得るには何が必要?
気合を入れて「今日から腹筋頑張ろう!」と思っても、筋トレだけではなかなか効果は出にくいものです。
そもそもなぜお腹周りに贅肉が付いてしまうのか?まずはきちんと知識も身に付けましょう!
最も多い原因として挙げられるのが、内臓を支えている「腹横筋」=インナーマッスルの筋力低下。
▼原因1_腹直筋の筋力低下
背中からお腹までを包み込む薄い膜のような腹横筋は、腹周りをギュッと締めるベルトのような役割を担っています。このベルトが緩むことで、本来の位置で内臓を留めておけなくなり、前に突き出してきてしまうのです。成長期の子供と違って、大人が運動不足になるとドンドン筋力が衰えていきます。
更に、デスクワークで長時間前屈みになってたりすると、腹筋全体は衰える一方です。
▼原因2_体脂肪の増加
腹横筋の衰えに加えて、日頃の食事のカロリーオーバーが続いて内臓脂肪まで増えると、更にお腹は大きく突き出します。体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。
・皮下脂肪
皮下脂肪は筋肉の上に付くのでタプタプして掴めます。
比較的女性の方が付きやすい傾向があり、お腹だけではなく二の腕や内ももなどにも付きやすいです。
・内臓脂肪 反対に内臓脂肪は男性の方が付きやすく腹筋の内側に貼り付いているので、掴むことや見ることもできなく、痩せ型の人でもたくさん付いていることがあります。
この状態のお腹は実は様々な病気になりやすく、腰痛はもちろんのこと、糖尿病や動脈硬化、高脂血症などの取り返しの付かない病気になるかもしれません。
一生涯、通院生活で食事も運動も楽しめなくなる前に、しっかり改善してまずは「健康」を維持しましょう!