フルーツを食べてダイエットをする、フルーツダイエットという手法をご存じでしょうか?甘く糖質を多く含有しているフルーツがダイエットに向いているのか疑問に思うかもしれませんが、正しく摂れば十分期待できます。今回は、果物で行うダイエットのやり方などを紹介します。

目次
フルーツダイエットとは
フルーツダイエットの気になる効果

フルーツダイエットとは

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

フルーツをいつもの食事に取り入れる、フルーツダイエットというダイエット方法があります。糖質を多分に含んでいますが、正しい摂取の仕方を実践することで美容にもダイエットにも効果が出るのです。

初心者にもおすすめのダイエット法

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

フルーツは、ミネラル、ビタミンをはじめとした様々な栄養分を豊富に含有しており、かつカロリーが少ないです。故に健康や美容目的で積極的に食事に取り入れたりしますが、ダイエットに於いてもそれらの成分が効果を発揮します。

実際にスタートする際には、単純にいつもの食事にプラスしてデザート感覚で果物を取り入れればよいだけなので、ダイエット初心者の方でも非常に手軽に始められるというのも、フルーツダイエットの強みと言えます。

フルーツの果糖はダイエットに最適

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

フルーツと言えば甘く、デザートにすることも多い為に果糖を多く内包しています。これはつまり糖分である訳で、ダイエットにおいて糖分を積極的に取り入れるというのは逆効果に思えるかもしれませんが、実はプラスに働いてくれるのです。

というのも、果物に入っている果糖というのは体に蓄積されにくい性質を持っています。血糖値が上がると太りやすくなるのですが、果糖は摂取しても血糖値を上昇させにくく、消化もゆったりとされて腹持ちもよく、無駄に間食を入れるのも防げるのです。

フルーツダイエットの気になる効果

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

非常に手軽に始める事が出来るフルーツダイエットですが、やはり気になるのはダイエット効果が本当にあるのかどうかでしょう。いつもの食事にプラスするわけですから、具体的な証拠が欲しい所です。

効果①酵素による代謝の向上

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず1つは、果物に含まれる酵素が挙げられます。酵素は脂肪分を分解する働きを持っており、体内に取り込まれた酵素は代謝を促進させてくれます。代謝の向上は脂肪燃焼を推し進めてくれますので、無駄な脂肪を落とし痩せやすい体にできます。

酵素の働きはこれだけではなく、体のホルモンのバランスを整えてくれたり、肌トラブルの改善と言った効果も見込むことができるとされていますので、こういった美容関係の効能は特に女性には嬉しいでしょう。

効果②ビタミン類

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

続いては、各種のビタミン類です。フルーツのビタミンと言っても色々とありますが、例えばビタミンAは直接的に減量、ダイエット効果がある訳では無いですが、皮膚、粘膜の調子を整え美肌効果が狙えます。

ビタミンB群は、中性脂肪増加の抑制、筋肉の付きやすい体づくりなどの効果があります。ビタミンB1は糖質の代謝向上を、ビタミンB2が脂質の、更にビタミンB6はタンパク質の代謝をサポートしてくれます。

他にも様々あり、レモンに豊富に含まれることで有名なビタミンCは脂肪細胞がエネルギーの基となるブドウ糖を取り込むのを防ぎ、細胞単位の代謝を向上させます。更にビタミンEは、血流を良好化させて痩せやすい体作りに役立てられます。

効果③カリウムによるむくみ改善

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目は、カリウムです。主な働きとして、体内に蓄積されている余分な塩分、各種の毒素を不要な水分とともに体外へ排出し、今までむくみで悩まれていた方も根本から改善させられるのです。

加えて、ダイエットにおいては老廃物と脂肪細胞が結合し生まれるセルライトは天敵とされていますが、その原因はむくみにあると言われています。これを予防する意味でも、カリウムが摂取できるフルーツは魅力的でしょう。

主にカリウムを多く含んでいるフルーツとしては、バナナが挙げられます。含有量はおよそリンゴ1個に対しバナナ1本が3倍含んでいると言われており、夏場が旬となるスイカも同じく豊富にカリウムを内包しています。

効果④食物繊維による食べ過ぎ防止

フルーツダイエットのやり方と効果は?おすすめの果物やレシピをご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

食物繊維もダイエット向きの成分と言われています。胃の中に入ると水分を取り込んでまるでスポンジのように膨張し、胃を圧迫することで少量の摂取であっても満腹感を感じられます。その為、食べ過ぎによる無駄なカロリー摂取が防げます。

食事中に摂取した余分な脂肪が、体に吸収されるのも阻害する働きを持つと言われ、ダイエットに食物繊維がいかに大きな働きをしてくれているかがよく分かるでしょう。

また、胃の調子を整える整腸作用も見込められます。食物繊維は胃で消化されず、小腸を通過して大腸まで直接届きます。そこで便の量を増加させたり、大腸の働きを良くするビフィズス菌を増やすなど、健康的な胃腸の状態を作ってくれます。