目次
相場を知った上で山を売る際に検討すべき4つのポイントとは?
 ・相場より業者の査定が安いかチェックする
 ・相場より安く売却すべきか考える
 ・査定の詳細を聞いて判断する
 ・売買のスピードを意識する
山を売る時の相場まとめ

相場を知った上で山を売る際に検討すべき4つのポイントとは?

山を売る時は相場を知る必要あり?具体的な相場と査定に影響する要素を解説
(画像=引用:Pixabay、『タナちゃんねる』より引用)

相場を知った上で、今後重要になるのは売却に向けた検討です。適当に売却するのではなく、相場や査定の詳細を確認し、本当にこの業者で売却したほうが良いのか考えていく必要があります。

また以下のポイントはしっかり検討し、安心して売却できる状況を作りましょう。

  • 相場より業者の査定が安いかチェックする
  • 相場より安く売却すべきか考える
  • 査定の詳細を聞いて判断する
  • 売買のスピードを意識する

特に気をつけたいポイントは、売買のスピードや査定の状況を確認すること。査定が思っていた以上に安いと考えているなら、他の業者に査定を依頼するのも良い方法です。

ここからは、売却する際に考えたいポイントについて詳しく説明します。

相場より業者の査定が安いかチェックする

まずは相場より業者の査定が安いのかチェックしてください。

具体的には、自分の土地がどの地域に該当するのか確認しておきましょう。都市部に該当する場合は都市部の相場を当てはめ、地方の場合は農村地域の山林相場を参考にして金額を把握すると良いです。こうして相場の価格が安いのか高いのか見ておきます。

相場よりも高い金額で査定された場合、売却する土地の価格がそれなりに高いと判断できるため、業者側が提示した査定どおりで売却しても良いかもしれません。下手に価格を動かせば、本来売れる価格よりも安く売却しなくてはならない可能性があります。

一方で相場よりも安い金額を提示された場合、もう少し高く売れないか模索していくと良いです。場合によっては他の業者に査定を依頼して、本当にこの査定が正しいのか確認していく必要もあるでしょう。

相場よりも明らかに安い金額を提示された場合は、他の業者にも相談して相場通りの査定にならないか確認してください。そのまま売却して損をするくらいなら、時間をかけてでも少し高い金額を得られるように調整していくのです。

相場より安く売却すべきか考える

仮に相場よりも高い金額が提示されたとしても、このままの金額で売却するのが正しいか考えたほうが良いでしょう。特にスピードを求めている場合は、相場よりも安く売却する形で勝負するのも良い方法です。

山林は売買する際の買い手がつかないケースも多くなっています。山林を欲しいと思っている個人はなかなかいませんし、業者についてもあまり山林に手を出さない可能性があるためです。林業の関係者であればすぐに売買できる可能性はありますが、ピンポイントで山林の購入を考えている林業関係者はなかなか探し当てるのが難しいです。

どうしても売買を早く済ませたいと考えているなら、まずは提示された査定価格よりも安く売却する方向で考えましょう。場合によっては相場よりも安い金額で売りたいとお願いして、少しでも早く買い手がつくように宣伝してもらうのも必要です。

売却する価格が安ければ安いほど、買い手が付く可能性は高くなります。一方で売却する際の価格を下げすぎてしまうと、明らかに損をするのは避けられません。そのような状況がないように、業者側と相談することは忘れないでください。

査定の詳細を聞いて判断する

査定の詳細を聞き、本当に金額が妥当なのか知っておきましょう。

なぜならもう少し高く売れるのではないかと考えた場合、他の業者に査定を依頼して詳細を聞かせてもらう必要があるからです。誰かに話を聞いて判断軸を整えないと、そもそも売却価格を引き上げるかどうか判断するのは難しくなります。早めに相談してより高い金額で売却できないか考えてみましょう。

ただ査定が相場よりかなり安い金額だったとしても、土地の状況からこのまま売却したほうが良いと感じられるケースはあります。その場合は査定の詳細を聞いて、より早く売却するために提示された金額で了承するという選択肢も有効です。

売買のスピードを意識する

最後に売買のスピードを意識して行動しましょう。売買のスピードが遅れてしまうと、提示された査定は無効となる場合があります。

不動産業者が提示した査定は、一定の期間を設けているのが一般的です。この期間を経過した場合、査定は無効となってしまい、売買する際には利用できなくなります。期間を経過してしまった際は、もう1度査定を取ってもらわなくてはなりません。

しかし2回目の査定を受けたとしても、基本的に売却する価格は前回よりも安くなってしまいます。これは業者側が売却希望者に対し、査定時の手間を加味していたり、売却できなかったのでは?と見ていたりする傾向があるからです。思っていた以上に安くなる可能性もあるため、2回目の査定は期待できません。

どうしても売買の価格を下げたくない時は、売買するスピードを早めるようにしましょう。少しでも早く売却できるように、査定をもらってからすぐに返答するくらいの気持ちで行動してください。どうしても時間がかかる時は、別の業者からも査定を受け取ると良いです。前の査定が無効になったとしても売却できる体制を整えておけば、スピード感を持って売買できます。

山を売る時の相場まとめ

山を売る時は相場を知る必要あり?具体的な相場と査定に影響する要素を解説
(画像=引用:Pixabay、『タナちゃんねる』より引用)

山を売却する際は、相場の確認が重要な役割を果たしています。相場さえ知っておけば、査定を受け取った時に安いのか高いのか適正に判断しやすいです。また業者の良し悪しもわかるようになり、査定が明らかに安くなっていないか確認しやすくなります。

しかし相場は目安として使えるものであり、実際には査定を見て判断する傾向が多くなります。提示された査定を見て、本当にこの金額で売却すべきなのかしっかり検討しましょう。相場は参考程度に考え、本当に出された金額で最終的な判断を下していくのです。

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実際に山林を買取させていただき、相場に対する理解も日々深めているところです。山林の売却をお考えの際は、ぜひ他の記事も参考にしてください。

提供元・タナちゃんねる

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