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地域によっても山の売却相場は変わる!高く売れる理由や安くなる原因は?
山を売る際に相場と異なる査定が出るケースも!あくまで目安として捉える

地域によっても山の売却相場は変わる!高く売れる理由や安くなる原因は?

山を売る時は相場を知る必要あり?具体的な相場と査定に影響する要素を解説
(画像=引用:Pixabay、『タナちゃんねる』より引用)

売却する価格は山林の状況も影響しますが、実は地域によっても相場へ影響が出ます。

まず大都市圏内の都市部にある山林は、高く売れる可能性があります。理由は再利用できる可能性が非常に高いためです。また都市部だと手入れをしている山林が非常に多い傾向から、使い勝手が良い評価を下されています。

一方で地方になると、都市部にある山林でも安くなってしまう傾向です。理由は地方の土地が安く売買されている傾向があるためで、今後も同様の状況が続きます。地方の山林を購入する人にとっては大きなメリットですが、売却する側にとっては少しがっかりする現状です。

また地方は放置されている山林が多いという問題もあります。誰が管理しているのかわからないと判断され、相場よりも安い価格で取引される場合も多々あるのです。手入れをされていない山林については、相当安い金額も覚悟しなければなりません。

山を売る際に相場と異なる査定が出るケースも!あくまで目安として捉える

山を売る時は相場を知る必要あり?具体的な相場と査定に影響する要素を解説
(画像=引用:Pixabay、『タナちゃんねる』より引用)

山を売る時の相場はあくまで目安となります。相場以上の価格を提示してくれる場合もあれば、相場以下の価格でしか売れない可能性もあるのです。

土地の相場は目安として業者側も捉えており、査定を通じて売却価格を算出してくれます。査定によって手入れの状況や土地を利用する価値があるか、そしてどの地域の相場を適用すべきかを総合的に判断して、最適な売却価格を提示してくれるでしょう。

最終的には業者が提示した価格を参考にしながら、個人で売却価格を設定します。しかし思っていた以上に査定が安くなってしまうケースも多くなっており、自分が思っていたよりも安い金額で売らないと買い手がつかないと説明される場合も多いです。

売却する時の価格を高くしておけば、それなりの金額が手に入る可能性もあります。しかし無理をして高い値段をつけると売れなくなってしまい、場合によっては延々と買い手がつかない事例も。まずは買い手が興味を引くような価格を提示しなければなりません。

なお不動産業者を経由するか、林業の関係者を経由するかによって査定が大きく変わる可能性もあります。できる限り安心できる業者に査定を依頼し、安心して売却できると判断される状況を作っておきましょう。