40代のスーツ姿をおしゃれに仕上げるルール4選 ジャケットのボタンはどうする?

2019.4.2
SENSE
(写真=Spectral-Design/Shutterstock.com)
(写真=Spectral-Design/Shutterstock.com)
40代になれば、マネージャーとして活躍している人もいるだろう。そんな40代ならば、スーツはしっかりと着こなしたいもの。基本のスタイルが定まっているビジネススーツをTPOに合わせつつ、いかに自分らしく着こなすことができるか。その際にはいくつかのルールを知る必要がある。

ルールを知らなければ高級スーツも野暮ったく映る

ビジネスパーソンにとってスーツは制服だ。一見すると同じに見えるビジネススーツでも、着方や選び方を少し変えるだけで印象をガラッと変えることができる。どんなに高級なスーツでも、着こなしのルールを守らなければ野暮ったく見えてしまうもの。一方で安いスーツでもしっかりとポイントを押さえれば、スタイリッシュに仕上げることができる。ルールといってもそれほど堅苦しいものではないので、ぜひ覚えてもらいたい。

洗練されたスーツスタイルを叶える4つのルール

まずはスーツの命とも言えるスーツのシルエットを整える4つのルールを紹介しよう。

ルール1 パンツ丈は長すぎず短すぎない「ワンクッション」で

ビジネススーツの場合、パンツ丈は靴に軽く触れる程度の長さにするのがルールだ。靴の上にパンツの裾が少し乗った時にできる窪みを「クッション」と呼ぶ。この窪みが1つできている状態が「ワンクッション」。ワンクッションの場合、パンツの裾からソックスが見えないため、スタイリッシュな印象になる。長めが好みという人もいるだろうが、あまり長すぎるとだらしない印象を与えるだけでなく、裾が擦り切れてしまうため、やはりある程度の長さに留めたい。

ルール2 ワイヤシャツの袖丈は1~1.5cmがスマートに

ワイシャツにも着こなしのルールがある。ワイシャツの袖丈は、腕を下げた時にジャケットから1~1.5センチメートルほど見える程度がベスト。長すぎるとだらしなく見える上に、ジャケットが小さく見えて全体のバランスが崩れる。逆に短すぎてジャケットからワイシャツの袖が見えないと、全体的に重たい印象になり野暮ったくなる。ほんの少し見えるくらいのバランスが、スタイルを引き締めてくれるのだ。

ルール3 ジャケットはシングルタイプ、1番下のボタンは外す

ジャケットにはシングルとダブルの2タイプがある。会社で役付きの立場にあり、ある程度の年齢に達しているならダブルを選んでも問題ないだろう。しかし、40代前後であれば、軽やかなイメージのシングルを選びたい。シングルには3つボタンと2つボタンがあるが、いずれのタイプでも「一番下のボタンは留めない」のがルールだ。これは「アンボタンマナー」とも呼ばれ、1番下のボタンは飾りと考えられている。1番下のボタンを外しておくことで、シルエットがきれいに見えるという効果もある。

ちなみに、座る時はジャケットのボタンはすべて外しておこう。そうすれば不自然なシワが入るのを防ぐことができる。

ルール4 ポケットのフラップ(フタ)は屋内、屋外であしらいを変える

ジャケットについているポケットを気にしたことがあるだろうか。ポケットにはフラップと呼ばれるフタが付いていて、雨やホコリがポケットに入るのを防ぐ。

このフラップは、「屋内では中に、屋外では外に」が基本ルールだ。ただ、これを気にしている人は少ないだろう。習慣になってしまえば問題ないが、例えば取引先に出向いた時にフラップが外に出たままの状態になっていると、「埃を気にしている」ことになってしまう。そのため、忘れないように日頃から中に入れておくのも手だ。

コーディネートで気をつけたい3つのポイント 

基本的なルールがわかったところで、今度はコーディネートをこなれた印象にしてくれるポイントを紹介しよう。

ポイント1 全身の色は3色まで

ビジネススーツに限らないが、ファッションにおいて色は重要な役割を担う。特にダークな色合いが多いスーツでは、全体に統一感を持たせることでグッと引き締まった印象になる。ここで重要になるのが、小物の色使いだ。ビジネススーツでは、ベルト、革靴、ネクタイ、バッグがそれに当たる。これらの色があまりにバラバラだと、全体のバランスが崩れる。ネクタイは面積も小さく、挿し色となるため、小物の色との統一はさほど気にしなくていい。問題は、革靴、ベルト、バッグだ。これらの色はできるだけ系統を同じにしておきたい。白を除き、色を3色程度に抑えれば、統一感のある印象になるはずだ。

ポイント2 革靴の選び方

ビジネススーツと革靴のバランスは非常に大切。ポイントは「革靴とスーツの明るさを合わせる」ことだ。ダーク系のスーツの場合には黒の革靴を、グレー系のスーツなら明るめのブラウンの革靴を合わせるといい。スーツを着た自分の姿を鏡でみる時は、足元から襟元まで全体を見てほしい。色のバランスが取れているだけでも、印象はガラッと変わる。

ポイント3 スーツのポケットは基本的に使わない

スーツをスタイリッシュに着こなすためには覚えておきたい最後のポイントは「ポケットには何も入れない」ということ。ポケットが財布でパンパンの状態のスーツは、見た目も良くない。とはいえ、ポケットに何も入れないのはなかなか難しいだろう。名刺入れやカードケースなどは、シルエットに影響を与えない薄いものを選ぶようにしたい。

スーツのデザインを生かすのは自分の心がけ1つ

ビジネススーツをきちんと着こなせるかどうかは、ここで紹介した「4つのルール」を守れるかどうかで決まる。さらにワンランク上の着こなしを目指すなら、「コーディネートの3つのポイント」も押さえておきたいところだ。最近では、スーツもカジュアル化の傾向にあるが、ここぞというときはスーツで、洗練された雰囲気を身にまとうのもいいだろう。

文・佐藤愛美(フリーライター)
 

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