FX取引は複数口座で取引するのがおすすめとされている。メイン口座に加えて、複数のサブ口座を併用するほうが、機会損失を回避してお得に取引できるためだ。その反面、複数口座を持つことのデメリットも存在する。FXの複数口座取引のメリット・デメリットを詳しく紹介する。

目次
1,複数のFX口座を作る3つのメリット
2,初心者が使いやすいFX10口座の特徴を比較
3,おすすめの組み合わせ3パターン
4,複数のFX口座を作る2つのデメリット
5,複数FX口座を持つユーザーの口コミを紹介
6,複数のFX口座を併用することでさいていきな取引環境を

1,複数のFX口座を作る3つのメリット 相互補完、リスクヘッジ、自分とのマッチングなど

複数のFX口座を併用するメリットは、大まかに言うと、メインのFX口座だけでは不十分だった面をサブ口座で補完できることだ。

各社のFX口座はそれぞれ、業界トップクラスのサービスや他社に勝る特徴、あるいは使い勝手における弱点が異なる。それぞれの強みを持つ複数のFX業者を併用することで、自分だけのパーフェクトなFX環境を構築できるのだ。

FX複数口座を併用する具体的なメリットを3つ紹介しよう。

メリット1,それぞれのFX口座の強みを使い分けられる

各社が提供するFX口座には、それぞれ

  • スプレッドが業界一狭い
  • スワップポイントが業界一高い
  • 約定率が業界一高い
  • スリッページが少ない
  • 専門家のハイレベルなレポートを提供している
  • 通貨ペアの種類が業界トップクラス
  • 相場が荒れていてもスプレッドがあまり広がらない

    といった強みがある。複数のFX口座を持つことで、これらの強みを使い分けて投資を行うことができる。

メリット2,リスクヘッジができる

FX取引を続けていると、保有するポジションをすぐにでも決済したいのに決済できず、大きな損失を出してしまうことがある。為替相場の急変で注文が殺到し、損切りしようにも約定できない場面や、システムトラブルが発生して肝心なタイミングにログインできない場面などは、容易に想像できる。

注文の殺到やシステム上の問題が発生すると、同一のFX口座内では打つ手がない。対策として考えられるのが、他のFX口座を利用して損失を相殺する、あるいはその状況を逆手にとって、損失を上回る利益を狙うことだ。

通常はメイン口座で取引していても、いざとなったらサブ口座でリスクヘッジする。複数口座を持つことは、資産を守るためにも不可欠なのだ。

メリット3,最初に開設した口座が自分にとって良いかどうかを確認できる

1つの口座だけを使っていると、それが本当に自分にとって使いやすい口座なのかを判断しにくい。とりわけ、約定のしやすさやスリッページ、あるいはツールの使いやすさなどは、FX口座によって異なる。ホームページに書かれているとおり「業界一」なのかどうかは、他社と比べてはじめて実感できる。

FX取引にある程度慣れてきたら、自分にとってピッタリの口座であることを確認するために、追加の口座を複数開設してみよう。その結果、最初に開設した口座が最も使いやすければ、メイン口座として使い続ければいい。他の口座のほうが使い勝手が良ければ、そちらをメイン口座に切り替えて、最初に開設した口座をサブ口座として使っていくのもいいだろう。

FXにはリスクもあるが、大きなリターンも狙える。1つの口座で満足するのではなく、自分にとって最高の取引環境を見つける手間を惜しまないようにしてほしい。
 

2,初心者が使いやすいFX10口座の特徴を比較 GMO、DMM、SBI、外貨ex byGMOなど

FX口座を選ぶ際は、まず自分のトレードスタイルが短期なのか中長期なのか、またスキャルピング、スイングトレード、それともデイトレードなのかを見定める。これがわかれば、自分のFX取引において優先順位が最も高い条件はスプレッドの狭さなのか、スワップポイントの高さなか、高い約定率なのかなどがわかる。

次に、各口座でイチ押しのサービスを確認しよう。最優先事項に最も強いFX口座をメイン口座に据え、サブ口座としてメイン口座の弱点を補完できる口座を複数持つ。このように複数のFX口座で取引環境をより良くしていくことで、ストレスの少ない投資環境が整うはずだ。

FX口座は数多くあるが、FX初心者が使いやすい10口座をピックアップして、その特徴や強みを簡単に説明しよう。

1,GMOクリック証券 FXネオ――株式取引もする人には資金振替が楽で便利なFX口座

GMOクリック証券のFX専用口座であるFXネオ。株式取引ができる証券会社なので、総合証券口座とFX専用口座を同時に開設すれば、株式もFXも好きな時に取引できる上に、タイムラグなく資金振替ができるので非常に便利だ。もちろん、FX専用口座だけを開設することもできる。

取引単位は1万通貨単位ではあるが、スプレッドは業界最狭水準で、スワップポイントも業界最高水準。ロスカットルールが厳格であり、GMOインターネットグループ傘下なのでシステムの信頼性も高い。

パワートレーダー向け取引ツールや、高機能チャート搭載のスマホアプリの使い勝手も優れており、初心者から中上級者まで満足できて、長く使用できるFX口座だ。
 

2,DMM FX(DMM.com証券)――徹底した低コスト取引ができるDMMのFX専用口座

あらゆるコストを極限まで抑えて、低コストでFX取引ができる環境を提供している。コストに徹底的にこだわって取引したい人には、おすすめしたいFX口座だ。

取引ツールやスマートフォンアプリもシンプルで使いやすく、投資情報も必要最小限で煩わしさがない。シンプルにFX取引をしたい初心者に最適な口座と言えるだろう。

取引単位は1万通貨単位であるが、デモ取引が充実しており、本格的なFX取引の前のトレーニングとして、ランキング上位を狙うのもいいだろう。

DMM.com証券内のDMM FX、DMM株、DMM CDF-index、DMM CFD-commodity、DMMバヌーシー口座とリアルタイムで資金振替ができるので、いろいろな商品にチャレンジしたい人にはおすすめだ。
 

3,SBI FXトレード――取引単位は1通貨単位から!少額でリスクを減らして取引を実践できる

SBI FXトレード最大の特徴は、業界最小の取引単位だ。取引単位が1万通貨単位、1,000通貨単位のFX口座が多い中、SBI FXトレードの取引単位は何と1通貨単位から。たとえば1米ドル=108円のレートで、米ドル/円の通貨ペア1単位を取引する場合は、5円を証拠金として入金するだけで済む。

これなら、損失を出しても怖くないだろう。FX取引に不安を感じるならば、このような超少額で実戦体験を積むことをおすすめする。

業界最狭水準のスプレッドも強みの一つだ。人気がある米ドル/円通貨ペアについては、1~1,000通貨単位以下ならスプレッドは0.09銭と業界ダントツの狭さだ。もちろん各種手数料も無料なので、余分なコストで利益が目減りすることもない。

34もの通貨ペアを取り扱っており、取引に慣れた中上級者が取引したいと考える通貨ペアがほとんど揃っているのも魅力の一つだ。

初心者にとって必須条件である「少額」と「低コスト」に両方を満たしており、中上級者のニーズにも応えられるFX口座だ。  

4,外貨ex byGMO――取引でPayPayか現金がもらえるGMOインターネットグループのFX専用口座

PayPayを日常的に使っている人におすすめしたいFX口座。すべての通貨ペアを対象に、10万通貨単位以上取引すると、取引量に応じてPayPayまたは現金がプレゼントされる。

期間限定で、一部通貨ペアを対象に、付与されるPayPayまたは現金が増額されるキャンペーンもある。PayPayを選べば、もらったPayPayをコンビニやショッピング、ヤフオクで利用できる。現金を選べば外貨ex口座に直接入金されるので、再投資にも使えて無駄がない。

外貨ex口座開設者には外貨両替サービスも提供しており、1年間の利用件数が3万件以上という人気ぶりだ。外貨exのFX取引を介して日本円と交換した主要外貨の現物は、1,000通貨単位以上で銀行の外貨預金口座に出金して(外貨出金手数料1,500円)、海外旅行などで実際に使うこともできる。

取引単位は1,000通貨単位でスプレッドも業界最狭水準、各種手数料も無料なので、初心者でも安心して利用できる。  

5,外為どっとコム――業界最狭水準のスプレッドに業界最高水準のスワップポイント

もともとスプレッドが業界最狭水準のFX業者だが、「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」を実施。 ※提示時間帯:対象期間中の各営業日午前9時~翌午前3時

外国為替一筋の老舗FX業者らしく、トムソン・ロイターやフィスコの経済情報に加えて、専門家によるFXと投資を学ぶためのコンテンツや、「外為注文情報」などの外為どっとコムオリジナルコンテンツも読み放題だ。

手数料は無料で取引単位も1,000通貨単位(ロシアルーブル/円のみ10,000通貨)と、初心者にとって敷居が低く、総合的に評価できる。

6,外為オンライン――マーケット情報だけでなく、専門家のレポートや投資情報が豊富

外為オンラインを利用する最大のメリットは、利用価値が高い情報が他社に比べて豊富であること。マーケット情報や経済カレンダー、初心者向け講座に加えて、ベテランアナリストの日次レポートや週間レンジ予報、有名アナリストたちの相場予想など、初心者でも毎日読めばFX通、経済通になれるくらい豊富な情報が提供されている。会員限定のハイレベルでマニアックな情報も一見の価値がある。

他社のFX口座同様、口座開設手数料や口座管理料はもちろん無料、クイック入出手数料と出金手数料は会社負担のため無料、ロスカット手数料も無料、さらに取引単位は1,000通貨単位。ロスカットラインが証拠金維持率100%のコースと、上級者向けの20%コースを選ぶこともできる。

デモもあるので、初心者には申し分のない環境が揃っている。投資情報を読むためだけに口座を開設しても、十分価値のあるFX業者だ。

7,ヒロセ通商 LION FX――スキャルピングが公式で容認されているレア業者

独立系FX業者であるヒロセ通商が運営するFX専用口座、「LION FX」。ホームページで「スキャルピングOK」を謳っている数少ないFX口座のうちの一つ。スキャルピングは短時間に何回も取引を繰り返して、少ない利益を積み重ねるトレード手法なので、初心者でも利益を出しやすい。多くの業者で禁止されている手法だが、ヒロセ通商の超高速で信頼性の高いシステムがスキャルピングを支えてくれる。

取引単位は1,000通貨単位、スプレッドは最狭水準、各種手数料無料、クイック入金対象金融機関は約380行と、初心者にうれしいスペックを備えている。

取扱通貨ペアは、業界最多レベルの50種類。世界中の通貨を取引できるので、投資家を飽きさせない。取引するともらえるオリジナルグルメキャンペーンも頻繁に実施されており、ヒロセ通商で取引するのが楽しくなる仕掛けが施されている。  

8,FXブロードネット――リピート系自動売買機能が人気の低コストFX業者

初心者でチャートの分析方法がよくわからない人や、多忙で取引に時間を割けない人は、FXブロードネットが提供するリピート系自動売買機能「トラッキングトレード」を試してみてはどうだろうか。上昇トレンド、下降トレンド、横ばいトレンドを選択して値幅を選択したら、あとは自動で売買を繰り返してくれる。

2014年10月15日~2020年4月30日の期間に設定されたトラッキングトレードの81.2%に利益が出ていることから、トレンドの予想が当たれば利益を積み上げられる可能性が高い。

トラッキングトレードには通常1万通貨あたり400円の手数料が必要だが、新規口座開設から90日間は無料だ。さらに、2021年9月30日までの期間限定で、トラッキングトレード手数料半額キャンペーンを実施している。

どの通貨ペアも業界最狭水準で、ブロードライトコースを選択すれば1,000通貨単位から取引できる。ロスカット水準もコースごとに定められており、レベルに合ったリスク管理ができる。

裁量取引の際の取引手数料や入出金手数料は無料なので、トラッキングトレードを利用しなくても、初心者にやさしいFX業者と言える。

9,トレイダーズ証券 みんなのFX――低コストで高スワップ&使いやすいスマホアプリ

スプレッドは、どの通貨ペアでも業界最狭水準だ。さらにスワップポイントも高く、中長期でコツコツ貯められるスワップポイント目的の投資もしやすいので、初心者にもおすすめだ。

ホームページも読みやすく、親しみやすい。PC用取引ツールとスマートフォンアプリもシンプルで、初心者でも使いやすい。取引単位も1,000通貨単位で、初心者でも無理なく投資ができる。

自社開発の堅牢なシステムが高い約定率を実現している点も、安心材料だ。

低コスト、使いやすさ、わかりやすさ、安心感など、初心者に必要なスペックを高い水準で備えている口座である。  

10,トレイダーズ証券 LIGHT FX――誰もが使いやすいスタンダードなFX口座

取引単位は1,000通貨単位、業界最狭水準のスプレッド、最高水準のスワップポイント、各種手数料無料など、初心者が利用しやすい条件が揃っている。

スマートフォン向け取引アプリは、シンプルで見やすい画面構成。チャートを見ながら注文ができるチャート注文機能があるので便利だ。プッシュ通知、メール通知による約定通知や経済指標アラート、売買比率や価格分布がわかるLIGHT FXオリジナル分析ツールなどの情報ツールが豊富なので、FX取引で大いに役立つだろう。

「とにかくFXを始めてみたい」という人でも使いこなせる、クセのないFX口座だ。
 


3,複数のFX口座のおすすめ組み合わせ3パターン 初心者にはどれがいい?

複数口座を併用するなら、それぞれのFX口座のメリットを活かした組み合わせにしたい。ここでは、2つのFX口座を組み合わせることで、FXトレーダーの取引環境を強化できるおすすめのパターンを紹介しよう。

口座を使い分けるなら→「DMM FX(DMM.com証券)」×「外為オンライン」

DMM FXは低コストで取引ができ、LINEでも電話でも24時間問い合わせができるので、最初の口座開設には最適だ。デモ取引で慣れたら、本物の取引にチャレンジしよう。

外為オンラインでも口座を開設しておけば、豊富な投資情報をフル活用して、投資判断に役立てることができる。外為オンラインには自動売買機能「iサイクル2取引」もあるので、仕事が多忙な時期などは、自動売買を利用するのもいいだろう。

スワップポイント重視なら→「外為どっとコム」×「GMOクリック証券 FXネオ」

どちらもスワップポイントの高さなら業界トップクラス。最初に初心者でもわかりやすい外為どっとコムで口座開設をして、FXや投資について学びながら取引に慣れよう。

慣れてきたら、GMOクリック証券で証券口座とFX専用口座を開設し、長期的に両社でスワップポイントを貯める。FXネオの取引ツールや分析ツールの使い方をマスターしたら、デイトレードにチャレンジするのもいいだろう。

株式取引もするなら、GMOクリック証券をメイン口座に切り替えるのも手だ。

なかなかFXの時間が取れないなら→「トレイダーズ証券 みんなのFX」×「ヒロセ通商 LION FX」

初心者大歓迎のみんなのFXで最初の口座を開設し、わかりやすい取引ツールやスマホアプリを使って、まずは少額で実体験を積む。時間に余裕がなければ、システムトレードを使って自動売買をすることもできる。

FXに対する抵抗感がなくなったら、ヒロセ通商で口座を開設する。LION FXは、スキャルピングができるFX口座だ。隙間時間を見つけて、スキャルピングで着実に利益を積み上げて、グルメプレゼントを受け取ろう。
 

4,複数のFX口座を作る2つのデメリット

口座開設手数料や口座管理料がかかるわけではないので、FX口座はいくつ持っていても困ることはない。しかし、以下のようなデメリットがある。

デメリット1,それぞれのFX口座を活用するには、相応の資金が必要

複数のFX口座間で、直接資金を振り替えることはできない。口座間の資金移動は銀行を経由するので、入金までに数日かかることがあり、必要な時に資金を準備できないリスクがある。

複数の口座を使い分けるためには、各口座で取引できるだけの資金を別々に入金しておく必要がある。

デメリット2,確定申告のために、全FX口座・全取引の損益計算が必要

FX口座は、証券会社の「特定口座(源泉徴収あり)」のような確定申告不要の口座ではない。FXから得た利益は、雑所得として確定申告による申告分離課税が原則だ。

給与所得者がFXで年間20万円超の利益を得た場合は、確定申告をしなければならない。したがって、日頃から全FX口座の全取引の損益をこまめに記録しておいて、いつでも損益状況を確認できるようにしておくことをおすすめする。

FX口座の数が増えれば増えるほど、損益計算の手間が増えることは認識しておくべきだろう。
出典:国税庁 『外国為替証拠金取引(FX)の課税関係』

5,複数FX口座を持つユーザーの口コミを紹介

ここからは、実際に複数のFX口座を使っているユーザーの口コミを見ていこう。

FX口座を複数持つメリット・良い所

FX口座を複数持つメリットはスプレッドを比較してお得な方でトレードできる、そのトレードスタイルに最適な口座で取引できるといった意見がよく見られた。

K.Kさん|40代男性
自由業

開設口座:ヒロセ通商+セントラル短資+XM
FX口座を複数持っていることで得られるメリットは、取引できる通貨ペア数が多くなる点です。取引したいのに取り扱っていなくて断念するといったことが、複数の口座を開設することで解決できます。他にも業者によってスプレッドやスワップにも違いがあり、使い分けることで取引コストを抑えることにもつながります。

A.Oさん|40代男性
企画職の会社員

開設口座:新・楽天銀行FX+SBI FX
スマホのアプリで取引しています。アプリがフリーズすることはどこでもよくある話なので、チャンスを逃がさないという意味で、複数の口座を持つことはメリットになると思います。また、各社、スプレッドなど異なっているので、自分がする取引に合わせて、その取引に強い口座を利用できるということもあります。あとは情報も多く入るのも良いところではないでしょうか。

E.Tさん|40代男性
エンジニア職の会社役員

開設口座:SBI FX+FXTF+GMOクリック証券
取引通貨量やトレードツールによってFX口座を使い分けています。SBI FXトレードは1通貨から取引が出来るので、初心者の頃から利用しており、今でも試しに取引をしたい場合に利用。FXTFはシステムトレードを行うことが出来、トレードツールとして有名なMT4が使用できるのでシステムトレード用に。GMOクリック証券は主にCFD取引で利用していますが、CFD取引のついでにFX取引も利用したい場合にたまに利用しています。

T.Tさん|30代男性
医療関係の会社員

開設口座:マネックス+マネースクエア
スプレッド差が業者によって異なるため、2社の口座を持っていると自分が得する方で取引をすることができます。またチャート表示はマネックスの方は綺麗でわかりやすいですが、マネースクエアは棒線とグラフ程度。自分の見やすいチャートを参考に、購入することができます。現在は基本的にマネスクエアの自動売買システム・トラリピでしか取引していませんが、マネックスは値段指標を見るときに使っています。

M.Kさん|40代男性
会社員

開設口座:DMM FX+外為どっとコム
両建てを行ってスワップポイントを稼ぐ投資で活用しています。当然安い為替手数料と高いスワップポントの組み合わせを使うことが最大のメリットとなります。その差が大きければ大きいほど稼ぎが大きくなると言ったメリットになるのでそこは高いスワップポイントの通貨を探します。豪ドルが一番良い相性かもしれません。

S.Sさん|30代男性
事務職の団体職員

開設口座:YJFX!+GEMFOREX
1社目は国内FX口座ということで、スプレッドも小さく、ロスカットあり、取り扱い通貨も限られているため、リスクを限定しメインで取引しています。2社目は海外FX口座でハイレバ、取り扱い通貨ペア多数のため、少額で大きく利益を出す目的で取引しています。複数のFX口座を持つことで投資の目的を使い分けて取引できることが個人的に良いと思っています。

FX口座を複数持つデメリット・気をつけたいころ

デメリットとしては、必要資金が多くなってしまうこと、相場の急な動きに対して反応しきれないことがあること、ツールをそれぞれで習得する必要がある煩わしさなどが挙げられた。

M.Kさん|40代男性
会社員

開設口座:DMM FX+外為どっとコム
両建てをしているのですが、マイナスの方向に動く時に証拠金がかなり心配になります。資金に余裕があるうちは問題ありませんが、一方向に強い安値や高値に振れた時がかなり精神的にダメージを受けます。そこはデメリットと言えるとこととなります。

A.Oさん|40代男性
企画職の会社員

開設口座:新・楽天銀行FX+SBI FX
自分ではデメリットだとあまり思いませんが、証拠金を各口座に入れておかないといけなくなります。あとはアプリの操作方法も異なるので、たまに混乱する場合があり、不便です。他にも取引状況の確認が2口座分の手間がかかります。利益が出て確定申告するときなども合算して報告しなければなりませんでした。

E.Tさん|40代男性
エンジニア職の会社役員

開設口座:SBI FX+FXTF+GMOクリック証券
複数の口座を使用していると、自分の今のポジション量が分かりにくいのが不便です。気が付くと自分の想定しているポジション量よりも大きなポジションを抱えていることがあります。また急な相場変動により、今抱えているポジションを決済しなければならい時は、それぞれのFX口座にログインして決済しなければならないので、決済のタイミングが遅れてしまう場合があります。

T.Tさん|30代男性
医療関係の会社員

開設口座:マネックス+マネースクエア
どちらで買ってどちらで売りたいかわからなくなったことがありました。以前、自分はポンド/円の買い注文を入れたつもりが、気付いたら売り注文となっており、痛い目を見たことがあります。購入に関しては慎重に行わなければいけないし、どちらで購入しているのかを自分で把握できる限度内で投資することが重要だと思いました

K.Kさん|40代男性
自由業

開設口座:ヒロセ通商+セントラル短資+XM
複数のFX口座を開設していると、必要資金が多くなりがち。銀行の口座から資金を移動する手間も増えてしまい、他の面でも資金管理は難しくなってしまうのがデメリットです。相場が荒れた時に対応するのが困難になってしまう恐れも。複数の口座を管理するのは投資に慣れていないと難しいものがあるので、経験者向きと言えます。

S.Sさん|30代男性
事務職の団体職員

開設口座:YJFX!+GEMFOREX
複数FX口座を持つデメリットは、スプレッドもそれぞれ違うし、同時に取引するのが難しいということです。取引ツールも違うため同時に取引を行うのは慣れた方でも手間ですし、難しいと思います。また、国内と海外の会社だと税金の仕組みも違ってくるため、ある程度の知識を持っていないと確定申告の際に戸惑ってしまうと思います。

6,複数のFX口座を併用すれば最適な取引環境が実現できる

投資家によって、短期トレードや長期トレード、スワップポイント重視の取引、テクニカル分析中心の投資スタイル、スマホトレードのみなど、FX取引のスタイルや方針は千差万別だ。

それぞれのFX口座のメリットとデメリットを把握して、自分にとってもっとも取引しやすい環境を構築するために、複数の口座をチョイスできるとよいだろう。

実際にFXを始める

■FX口座数国内第1位
>>DMM FXの口座開設はこちら

■業界最狭水準のスプレッドが魅力
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■FX取引高世界第1位(※)
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■信頼性の高いインフラ体制が魅力
>>外貨ex byGMOの口座開設はこちら

■業界最高水準のスワップがうれしい
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■1通貨から取引可能
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■高い約定率で快適な取引を実現
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■自動売買「トラッキングトレード」が人気
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■高機能なツールで取引をサポート!
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■自動売買取引で始めやすい
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■お申込み当日から取引可能
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※ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2021年12月)
 

近藤真理
執筆・近藤真理
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。

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