クレジットカードを変更するときの5つの注意点 ポイントの使い忘れや支払い延滞など

2019.7.6
FINANCE
(写真=Africa Studio/Shutterstock.com)
(写真=Africa Studio/Shutterstock.com)
メインで使っているクレジットカードを変更するのは意外と面倒で、うっかりすると思わぬトラブルに発展することもある。ここではクレジットカードを変更するときに気を付けたい注意点について解説する。

上位グレードのカードへの切り替えではカード番号も変わる

メインで使っているクレジットカードを変更するというのは、メインカードをカード発行会社の異なるカードに替えるだけでなく、同じカード発行会社の異なるカードに替えることも含まれる。

例えば、これまで使っていた一般カードから、同じカード発行会社のゴールドカードへ切り替える場合にはカード番号も変わるのでまったく別のカードになると考えてよい。

このようなグレードの切り替えでは、カードで貯めていたポイントはそのまま引き継がれることも多い。

しかし同じカードがゴールドになっただけだと錯覚してしまいがちだが、決済上はまったく別のカードになるため、変更に伴いさまざまな手続きが必要になることがある。

カードの変更のし忘れで支払い延滞扱いになることも

メインカードとして使っていたクレジットカードを変更するときの主な注意点は以下の5つ。

注意点1 毎月の支払い先での決済情報を変更したか

変更するクレジットカードで、電気・ガス・水道などの公共料金、携帯電話料金、プロバイダ料金、ネットコンテンツの月額料金、家賃、新聞・雑誌の定期購読、学校・保育園・ジムなど毎月の支払いを行っている場合、決済情報を新しいクレジットカードに変更しないと、旧カードの解約により代金の決済ができず支払い延滞扱いになることがある。

メインカードとして使っていた旧カードをすぐに解約しないケースでも、各支払い先で決済カードを変更しないと、いつまでも旧カードから支払うことになり、メインカードを変更した意味がなくなってしまう。

注意点2 追加カードも変更したか

追加カードとして家族カードやETCカードを作っていた場合、メインカードの変更に伴い、新カードに紐づけられた新たな家族カードやETCカードを作る必要がある。

注意点3 旧カードのポイントを使いきったか

先にも述べたように同じカード発行会社で、一般カード→ゴールドカードという切り替えをした場合はポイントが引き継がれることも多い。

だが、異なるカード発行会社のカードへの変更ではポイントは引き継がれないので、なるべく使いきるか、自分が使いやすい他社ポイントやギフト券などに交換するのがいいだろう。

注意点4 旧カードの解約に伴う未払い額の清算方法を調べたか

旧カードの解約時に残債(支払いが済んでいないお金)の一括返金を求められることがあるので、リボ払いや分割払い、ボーナス払いの利用分があれば、解約前に残債処理の方法についてカード発行会社に確認したほうがいいだろう。

一括返金を避けるためには残債がなくなるまでは旧カードを解約せず、しばらくは新カードと平行して持ち続けることもあるだろう。

注意点5 解約済の旧カードは破棄したか

クレジットカードには署名など重要な個人情報が記されている。また、使わなくなったカードはどうしても管理がおろそかになりやすいため、解約済の旧カードは破棄したほうがいい。

その際、磁気ストライプの部分とICカードの部分のほか、カード番号、名前、署名部分などを判別できないようハサミで裁断したうえで、数回に分けてゴミ出しすると安心だ。

なお、クレジットカードにチャージ型の電子マネー機能がついている場合、そのチャージ分をすべて使いきってから裁断しよう。

多機能クレジットカードの解約時にはさらに注意

クレジットカードの中には、複数のポイントが貯まったり、裏面が定期券になっていたり、銀行のキャッシュカードを兼ねていたりと、1枚のカードにいくつもの機能が付いているものがある。

そのためカードを解約・破棄するときには、ここに挙げたこと以外にも注意すべき点が出てくる場合がある。心配なら念のためカード発行会社に解約・破棄時の注意点を確認したほうがいいだろう。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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